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慣らし運転なんて伝説ですよ

1000km走るまではレッドゾーンの半分とか、それより厳しいアレコレとか。Ninja250SLでは5000回転以下で走れって話になりますかね。

久しぶりに買った新車のバイクだし、「来年はMT-07欲しい」とか言ってたりしつつも、しばらくコイツに乗りそうな気もするので慎重に行こうと思ってました。けど、今日また少し乗っていたら、もう誘惑に勝てませんでした。

5000回転以下くらいで走ってるとカーブというか交差点とかで、ほとんど車体が倒せません(俺だけかも知れないけど)。車体を起こすために遠心力を増すだけのパワーが出ない気がして、車体を立ててヨットトト・・・と回る感じです。これが実にフラストレーションが溜まる。

それに、5000回転あたりに出力の谷(実際には伸びがフラットになるところ)がある気がやはりして、その後に伸びる気配があるのです。

それはさながら、「おいおい?俺の本領はこんなところにはないよ?」とNinjaが俺に訴えかけてくるかのように。

左脳でそんな妄想めいたことが渦巻きつつ、右脳では「生産国がどうあれKawasakiが日本国内で正規販売する現代日本クオリティの自動車で、戦後じゃあるまいし『初期にはバリがあるからエンジン欠けます』みたいなふざけた話が通るものか。部品の素材も加工方法も昔とは違うつうの・・・」という分析が働きつつ、気が付いたら巡行から2速シフトダウンしてアクセルを開けていました。

回転が6000、7000と上がっていくに従い、パワーが盛り上がってきて、エンジンも咆哮を上げる・・・というか、メカノイズうるせえ!

・・・まだ購入したSHOEIのヘルメットが届いておらず、微妙な規格の安いジェットヘルを使っているので、耳のあたりに隙間が多くて風切り音とメカノイズが凄いです。

しかも、ここ5年以上の俺の速度限界はトロめの原付二種スクーターの最高速でしかなかったので、それを明確に超えた速度はちょっと怖くてビビリミッターが発動しました。クルマでは当然もっと出してたけど、やっぱりバイクは違うなあ。

おまけに、20分ほど走ってると、ヘルメットの頭に当たっているところが痛くて頭痛がしてきます(きついわけではないが、形が合わない上に固い) 。運転に集中も出来ないので危険もあるなと思い、おとなしく家に帰りました。



とは言え、Ninja250SL、回すと面白いな!という手応えは感じられて今後が楽しみです。

高回転で「伸び」が上手く演出されてるのではと言うか。実際パワーはたかが知れてるし、「盛り上がる」パワーそのものはAカップ程度と言いますか(お下品ですねw)、しかし感覚的にはもうちょっと感じられる気がします。


それに、ある程度回転を上げることを厭わなくなったら小旋回が楽しくなりました。スーパーでイチゴを買って帰る時の駐輪場でくるっと回れたのが無駄に嬉しかったり(←小物臭い)。

早くツーリングに行きたいなあ。





追伸

慣らし運転をしないで1000km点検に行くととバイク屋さんが「金属粉が多い!」とか言うのかどうかはいずれ書きたいと思います。同時期に同車種をたくさん売った店なので、果たして俺のだけが早く異常出るのかとか。何もないと思ってますが、もしあれば「慣らしは重要です」と涙ながらに世間に訴えでもしようと思います。

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