禁断の領域に手を染めてしまった気分である。
自分はこれまで、わりと多くのバイクを乗り継いでおり、そのほとんどを改造していた。が、基本的には
といった感じで、要は見た目だけちょっと派手にしてカスタム気分を楽しむだけであり、エンジンに関わる部分には手を入れないポリシーだった。
その理由のひとつは、別にレースとかで頑張ってるわけでじゃないからタイムとか競っていないし、ということにあった。
そして、もうひとつにはメンテナンスが苦手で嫌いなので、特に吸気系の面倒ごとには関わりたくないという強い意思によるものであった。
が、私のSLがどうも最近調子が良くない。
思えば、マフラーを替えた時から、すっきりしないものがある。
マフラー交換後、低回転からアクセルを開けたときによく起きていたノッキングのようなものが収まったので、おそらくその辺はよくなったのではと思う。が、目一杯回しての高回転の伸びがちょっと無くなったように思っていた。
それできっと空気が足りないのだろうと思い、エアクリーナーボックスの吸入 口のトラップ部分、いわゆる「ゾウ鼻」の部分を撤去しつつ、ついでにエアクリーナーエレメントも撤去してしまうという、新車を20万円代という車両でないとそうそう勇気の出ないチューニング(というレベルではないか・・・)を施してみた。
すると、停止状態でのアクセルのレスポンスは良くなったような気がして、これはいい!と思ったのだが、高回転時はますますだめになった気がした。林道峠でも3速で引っ張った時などに「ん?」と思っていたが、高速にのった際に思い切り回転を上げてみるとやはり伸びが悪くなっている。
高めのギヤにおいてレッドゾーンあたりまで引っ張ろうとすると、なんか「びーーーーーー・・・バリブリバリ!」と下品な音をさせてフン詰まってしまう。はっきり言って、最高速が10kmくらいは落ちたと思う。
さすがに乗ってて爽快感が損なわれるので、とりあえずエアクリーナーでも戻そうかと思っていたのだが、ふと、こういうものをAmazonで見つけてしまった。
キタコ imap
1万円ちょい。サブコン?と言うの?よくわからないが、要は組み込みの計算機が行っているインジェクションの制御を変更するものだろう。ちょっと高いが、こういう商品としてイメージしていたよりは安い。そもそも、ブレーキレバーでも替えてみるか、とか思ってNinja250SL用の部品を検索していたのだが、こっちの方が確実に性能に変化が出るのは間違いない。
あらかじめマッピングされたパターンを8種類くらいからスイッチで選ぶ方式で、JMCA対応マフラー向けセッティングも3種類ある。俺のモリワキもJMCA対応品なので、これをつけてやれば、バランスが取れてくるのではという期待が大きい。
装着が俺にできるのかが心配だが、レビューによれば、結線がワンタッチの工具いらずですこぶる簡単に装着できるらしい。Amazonのレビューのみではなく、ブログなども検索してみたが、総じて「すこぶる簡単、ワンタッチ」みたいな評価しか見かけない。
これは行くしかないと、土曜に衝動買いしたら日曜には届いた。さすがAmazonプライム。
祝日の月曜日、午前は娘との約束でサイクリングをしていたので、午後から作業を開始。
装置は、タバコの箱より一回り小さい程度のブラックボックスと、そこにつながるワイヤーが少々。
なぜか、こんなものを思い出した。
だが、こちらは酸素欠乏症の人が作ったものではないので、組み付けさえ間違わなければ確実に性能に変化をもたらすはず。そして、設定をいくつか試せば性能アップもするはずだ。
部屋で説明書を読んでいたら、レース用としての死の誓約的な文書が入っていたり、「組み付けに失敗するとバイク本体のECUが壊れて動かなくなる(可能性もある)」的なことが書いてあっておおいにビビり、破かないように開封したパッケージを元に戻して返品しようかなとか思ってしまったが、こういうものはメーカー側はリスクヘッジしているものであって、まあ、普通につなげば普通に作動するだろうよ、と作業にかかることにする。
が、
あらためて眺めると、思いのほかに線が複雑でまたちょっと滅入る。
本体のエンジンとECUの間に咬ませて制御に干渉するという原理はわかっていたつもりだが、こんな何本も線があるとは思わなかった。いや、知ってたはずだけど、なんだか。
が、よくよく見ればコネクタが全部違う形をしているので、間違えて差すってことはない構造なんだなと思い少し安心する。これが差さるところを見つけて順に差してやればいいだけだろう。
そう思って、前にエアクリーナーをみた時の記憶をもとにシートを外してタンクを浮かせるところまではちゃっちゃと進んだ。
Ninja250SLの激烈に狭いシート下の触手のようなコード類をみるとまた、「これ付けられるのかな」と身の危険を感じるが、添付されていた説明書を見ながらなんとか、わかるものから繋いでいく。
この説明書は、ちゃんとNinja250SLの写真があって各接続ポイントが図示されているという親切なものなのだが、白黒コピーなためにちょっとこう、わかる人にはわかるけどわからない人にはわからない感じなのがつらい。
とりあえず、わかりやすいものとして故障診断装置だかのものを発見。リヤシート下の書類や工具やETC装置をどかしたら見えていた。全4つのカプラーのうち、これで一つ目!と思い引き抜こうとしたら抜けない。爪みたいのが見えたが、そこをマイナスドライバーで押しても抜けない。頭にきて、爪の周囲をラジオペンチでねじ切ってやったがまだ抜けない。良く見たら、違う辺に指で推せる部分があって、それを押したらするっと抜けた。
診断装置は末端の回路になっていて、取り外してしまうのだが、本来なら普通に外せばよかったのにペンチでボロボロにされてかわいそうなカプラーが残った。
まあ、本体側は無傷だったので、そこにカチッとI-MAP側の同じ形のカプラーをはめる。
写真とにらめっこしつつ、エアクリーナーボックスの前あたりにあるインジェクター部分のカプラーを装着。
ここまではわりとよかったが、次が難関だった。
スロットルセンサーという部分が、奥まった部分にありどうにも手が届かない。指は触るのだが、カプラーの構造がよくわからないので抜けないのだ。
サイドカウルをずらして手を突っ込み10分以上は奮闘していたと思う。タンクとかエアクリーナーボックスまで外すとかは俺には高等過ぎて無理なので、もう外して捨てようかとすら考え始めていた。
簡単簡単と皆んな言うけど、だいたいこれ付けてる人の話って、だいたいレースとか趣味にしてていつもバラバラに分解しては組立ててみたいなことしてる人たちの話なんだよな。俺のような、不器用なツーリンガー如きが手を出していい部品ではなかったということか・・・。
とか半泣きになりつつ、カプラーのポッチらしき部分をドライバーで押しながら下から指先で摘んで引っ張っていたら、すぽっと抜けた。助かった!こんなに嬉しい瞬間も久々だ。
抜けてしまえば差すのはわりと簡単だった。タンク下からコネクターを通すのがまた狭くて大変だったが、ぐりぐりとやっていたら何とかなり、オスメスのコネクターを繋いで完了。
あと、クランクシャフトセンサーなる部分は、特徴的な三角のカプラーなのですぐに見つかったし、サイドカウルを外した状態ではわりと簡単に手が届いた。
ケーブルの反対をリヤシート下に引き込んで、I-MAP本体と接続。スイッチON、の前に確認!と説明書にあったなと思って念のため儀式だと思って見てみたら、思い切り赤と黒の線を逆に繋いでいたので慌てて修正。
さて、いよいよキーをON。するといつものようにメーターが起動表示となり、スターターを押せば何事もなかったかのようにエンジンがかかる。
・・・ものすごくドキドキした。本当にこういう装置を扱うのが初めてなので。
さて、ここからがもう一苦労で
死ぬほど狭いNinja250SLのリヤシート下に、i-Mapを収めなければならない。
i-Mapは十分にコンパクトなので、レーサーだったらなんてことないだろう。だが俺のバイクにはETCも付いている。これら2つをあのクソ狭い空間に納めるのは至難の技だった。
車載工具はすでに最小限まで減らしているし、結局、書類を削ることにした。と言っても、法律的に携帯しなきゃならないものもあるので、そういったものと任意保険の証書のみをジップロックに入れて小さく畳み、ETC装置と同じ大きさにしてその下にねじ込んだ。代わりに今までバイク屋がつけてくれた立派な書類袋が占有していたスペースにi-Mapをねじ込んだ。
最終的に、i-Mapを取り付けるにあたってはここまでのばらし方で大丈夫だったということになる。
タンクを浮かせるためにリヤカウルとサイドカバー、シートは外したが、タンクは適当な物(レンガくらいの大きさのコルクブロックを持っていたのでそれ)を挟んで浮かせただけ。
フロントサイドのカウルは、左のみほとんど外したが、ウィンカー周辺の外し方がよくわからなかったのでずらしただけで完全には外していない。
しかし、これでもメンテが苦手な俺としてはだいぶ冒険した領域まで踏み込んでいて、このあとのカウル装着でも何度も手順をミスって付けたり外したりをして、すっかり時間がかかってしまった。
そのために、試走する時間がなくなってしまったのが、晩飯まえに近所の川沿いで民家のないあたりまで行って、アクセルを回すだけは回してみたが、その感じからすると、なかなかに良い。
レブリミットが外れるという話だったがそれは効いているようで、レッドゾーン表示のところまで軽々と回る。けど・・・走ってない時って前からこうだっけ?
行きの道ではノーマルモード(レブリミット解除のみ)で行ったが、そこでリヤシートを開けてi-Mapのスイッチを入れて、JMCAマフラー(+5%)という設定にしてみた。
家まで10分もかからない道のりなので、早くなったかパワーが出たかということを確認する余地はなかったが、エンジンのフィーリングが違っているのははっきりわかった。
i-Mapは何せ、リヤシートを開けるだけの工具いらずで設定値を変更できるので、今度、高速に乗るなどしてパワーの限界値がわかりやすい環境を走った際にいくつか設定を試して良いところを探ってみればいいだろう。
燃料系をいじったのは初めてなので、実に楽しみだ。
130馬力が131馬力になったとしてもあんまり実感できない気がするが、30馬力がもし31馬力になったら、結構違うと思えるだろう。
最初は、「金がない間の間に合わせバイク」と思って買ったNinja250SLだが、安くてシンプルなバイクならではの楽しみというものにハマりつつあって、ちょっとお金が貯まっても当面は乗り続けようかなという気になってきている。
次はチェーンが伸びたタイミングでスプロケットごと交換だな・・・。
自分はこれまで、わりと多くのバイクを乗り継いでおり、そのほとんどを改造していた。が、基本的には
- ステッカーチューン
- アルミのレバーにする
- ブレーキホースをメッシュのやつにする
- 金色のスプロケット&チェーンにする
- まれに社外マフラーを装着
といった感じで、要は見た目だけちょっと派手にしてカスタム気分を楽しむだけであり、エンジンに関わる部分には手を入れないポリシーだった。
その理由のひとつは、別にレースとかで頑張ってるわけでじゃないからタイムとか競っていないし、ということにあった。
そして、もうひとつにはメンテナンスが苦手で嫌いなので、特に吸気系の面倒ごとには関わりたくないという強い意思によるものであった。
が、私のSLがどうも最近調子が良くない。
思えば、マフラーを替えた時から、すっきりしないものがある。
マフラー交換後、低回転からアクセルを開けたときによく起きていたノッキングのようなものが収まったので、おそらくその辺はよくなったのではと思う。が、目一杯回しての高回転の伸びがちょっと無くなったように思っていた。
それできっと空気が足りないのだろうと思い、エアクリーナーボックスの吸入 口のトラップ部分、いわゆる「ゾウ鼻」の部分を撤去しつつ、ついでにエアクリーナーエレメントも撤去してしまうという、新車を20万円代という車両でないとそうそう勇気の出ないチューニング(というレベルではないか・・・)を施してみた。
すると、停止状態でのアクセルのレスポンスは良くなったような気がして、これはいい!と思ったのだが、高回転時はますますだめになった気がした。林道峠でも3速で引っ張った時などに「ん?」と思っていたが、高速にのった際に思い切り回転を上げてみるとやはり伸びが悪くなっている。
高めのギヤにおいてレッドゾーンあたりまで引っ張ろうとすると、なんか「びーーーーーー・・・バリブリバリ!」と下品な音をさせてフン詰まってしまう。はっきり言って、最高速が10kmくらいは落ちたと思う。
さすがに乗ってて爽快感が損なわれるので、とりあえずエアクリーナーでも戻そうかと思っていたのだが、ふと、こういうものをAmazonで見つけてしまった。
キタコ imap
1万円ちょい。サブコン?と言うの?よくわからないが、要は組み込みの計算機が行っているインジェクションの制御を変更するものだろう。ちょっと高いが、こういう商品としてイメージしていたよりは安い。そもそも、ブレーキレバーでも替えてみるか、とか思ってNinja250SL用の部品を検索していたのだが、こっちの方が確実に性能に変化が出るのは間違いない。
あらかじめマッピングされたパターンを8種類くらいからスイッチで選ぶ方式で、JMCA対応マフラー向けセッティングも3種類ある。俺のモリワキもJMCA対応品なので、これをつけてやれば、バランスが取れてくるのではという期待が大きい。
装着が俺にできるのかが心配だが、レビューによれば、結線がワンタッチの工具いらずですこぶる簡単に装着できるらしい。Amazonのレビューのみではなく、ブログなども検索してみたが、総じて「すこぶる簡単、ワンタッチ」みたいな評価しか見かけない。
これは行くしかないと、土曜に衝動買いしたら日曜には届いた。さすがAmazonプライム。
祝日の月曜日、午前は娘との約束でサイクリングをしていたので、午後から作業を開始。
装置は、タバコの箱より一回り小さい程度のブラックボックスと、そこにつながるワイヤーが少々。
なぜか、こんなものを思い出した。
だが、こちらは酸素欠乏症の人が作ったものではないので、組み付けさえ間違わなければ確実に性能に変化をもたらすはず。そして、設定をいくつか試せば性能アップもするはずだ。
部屋で説明書を読んでいたら、レース用としての死の誓約的な文書が入っていたり、「組み付けに失敗するとバイク本体のECUが壊れて動かなくなる(可能性もある)」的なことが書いてあっておおいにビビり、破かないように開封したパッケージを元に戻して返品しようかなとか思ってしまったが、こういうものはメーカー側はリスクヘッジしているものであって、まあ、普通につなげば普通に作動するだろうよ、と作業にかかることにする。
が、
あらためて眺めると、思いのほかに線が複雑でまたちょっと滅入る。
本体のエンジンとECUの間に咬ませて制御に干渉するという原理はわかっていたつもりだが、こんな何本も線があるとは思わなかった。いや、知ってたはずだけど、なんだか。
が、よくよく見ればコネクタが全部違う形をしているので、間違えて差すってことはない構造なんだなと思い少し安心する。これが差さるところを見つけて順に差してやればいいだけだろう。
そう思って、前にエアクリーナーをみた時の記憶をもとにシートを外してタンクを浮かせるところまではちゃっちゃと進んだ。
Ninja250SLの激烈に狭いシート下の触手のようなコード類をみるとまた、「これ付けられるのかな」と身の危険を感じるが、添付されていた説明書を見ながらなんとか、わかるものから繋いでいく。
この説明書は、ちゃんとNinja250SLの写真があって各接続ポイントが図示されているという親切なものなのだが、白黒コピーなためにちょっとこう、わかる人にはわかるけどわからない人にはわからない感じなのがつらい。
とりあえず、わかりやすいものとして故障診断装置だかのものを発見。リヤシート下の書類や工具やETC装置をどかしたら見えていた。全4つのカプラーのうち、これで一つ目!と思い引き抜こうとしたら抜けない。爪みたいのが見えたが、そこをマイナスドライバーで押しても抜けない。頭にきて、爪の周囲をラジオペンチでねじ切ってやったがまだ抜けない。良く見たら、違う辺に指で推せる部分があって、それを押したらするっと抜けた。
診断装置は末端の回路になっていて、取り外してしまうのだが、本来なら普通に外せばよかったのにペンチでボロボロにされてかわいそうなカプラーが残った。
まあ、本体側は無傷だったので、そこにカチッとI-MAP側の同じ形のカプラーをはめる。
写真とにらめっこしつつ、エアクリーナーボックスの前あたりにあるインジェクター部分のカプラーを装着。
ここまではわりとよかったが、次が難関だった。
スロットルセンサーという部分が、奥まった部分にありどうにも手が届かない。指は触るのだが、カプラーの構造がよくわからないので抜けないのだ。
サイドカウルをずらして手を突っ込み10分以上は奮闘していたと思う。タンクとかエアクリーナーボックスまで外すとかは俺には高等過ぎて無理なので、もう外して捨てようかとすら考え始めていた。
簡単簡単と皆んな言うけど、だいたいこれ付けてる人の話って、だいたいレースとか趣味にしてていつもバラバラに分解しては組立ててみたいなことしてる人たちの話なんだよな。俺のような、不器用なツーリンガー如きが手を出していい部品ではなかったということか・・・。
とか半泣きになりつつ、カプラーのポッチらしき部分をドライバーで押しながら下から指先で摘んで引っ張っていたら、すぽっと抜けた。助かった!こんなに嬉しい瞬間も久々だ。
抜けてしまえば差すのはわりと簡単だった。タンク下からコネクターを通すのがまた狭くて大変だったが、ぐりぐりとやっていたら何とかなり、オスメスのコネクターを繋いで完了。
あと、クランクシャフトセンサーなる部分は、特徴的な三角のカプラーなのですぐに見つかったし、サイドカウルを外した状態ではわりと簡単に手が届いた。
ケーブルの反対をリヤシート下に引き込んで、I-MAP本体と接続。スイッチON、の前に確認!と説明書にあったなと思って念のため儀式だと思って見てみたら、思い切り赤と黒の線を逆に繋いでいたので慌てて修正。
さて、いよいよキーをON。するといつものようにメーターが起動表示となり、スターターを押せば何事もなかったかのようにエンジンがかかる。
・・・ものすごくドキドキした。本当にこういう装置を扱うのが初めてなので。
さて、ここからがもう一苦労で
死ぬほど狭いNinja250SLのリヤシート下に、i-Mapを収めなければならない。
i-Mapは十分にコンパクトなので、レーサーだったらなんてことないだろう。だが俺のバイクにはETCも付いている。これら2つをあのクソ狭い空間に納めるのは至難の技だった。
車載工具はすでに最小限まで減らしているし、結局、書類を削ることにした。と言っても、法律的に携帯しなきゃならないものもあるので、そういったものと任意保険の証書のみをジップロックに入れて小さく畳み、ETC装置と同じ大きさにしてその下にねじ込んだ。代わりに今までバイク屋がつけてくれた立派な書類袋が占有していたスペースにi-Mapをねじ込んだ。
最終的に、i-Mapを取り付けるにあたってはここまでのばらし方で大丈夫だったということになる。
タンクを浮かせるためにリヤカウルとサイドカバー、シートは外したが、タンクは適当な物(レンガくらいの大きさのコルクブロックを持っていたのでそれ)を挟んで浮かせただけ。
フロントサイドのカウルは、左のみほとんど外したが、ウィンカー周辺の外し方がよくわからなかったのでずらしただけで完全には外していない。
しかし、これでもメンテが苦手な俺としてはだいぶ冒険した領域まで踏み込んでいて、このあとのカウル装着でも何度も手順をミスって付けたり外したりをして、すっかり時間がかかってしまった。
そのために、試走する時間がなくなってしまったのが、晩飯まえに近所の川沿いで民家のないあたりまで行って、アクセルを回すだけは回してみたが、その感じからすると、なかなかに良い。
レブリミットが外れるという話だったがそれは効いているようで、レッドゾーン表示のところまで軽々と回る。けど・・・走ってない時って前からこうだっけ?
行きの道ではノーマルモード(レブリミット解除のみ)で行ったが、そこでリヤシートを開けてi-Mapのスイッチを入れて、JMCAマフラー(+5%)という設定にしてみた。
家まで10分もかからない道のりなので、早くなったかパワーが出たかということを確認する余地はなかったが、エンジンのフィーリングが違っているのははっきりわかった。
i-Mapは何せ、リヤシートを開けるだけの工具いらずで設定値を変更できるので、今度、高速に乗るなどしてパワーの限界値がわかりやすい環境を走った際にいくつか設定を試して良いところを探ってみればいいだろう。
燃料系をいじったのは初めてなので、実に楽しみだ。
130馬力が131馬力になったとしてもあんまり実感できない気がするが、30馬力がもし31馬力になったら、結構違うと思えるだろう。
最初は、「金がない間の間に合わせバイク」と思って買ったNinja250SLだが、安くてシンプルなバイクならではの楽しみというものにハマりつつあって、ちょっとお金が貯まっても当面は乗り続けようかなという気になってきている。
次はチェーンが伸びたタイミングでスプロケットごと交換だな・・・。
こんばんは、お久しぶりです。ZUNDAです。
返信削除私もZ250SLにi-Mapを導入し、中々の効果に満足しているのですが、一点ご質問があります。
私のブログにも記載しているのですが、キルスイッチがON(STOP、つまりエンジンが掛からない状態)の時にメインキーをONにし、キルスイッチをOFF(RUN、エンジンが掛かる状態)にした後、エンジンは掛かりますでしょうか?
私のZ250SLでは、その状態ではセルは回りますがエンジンは掛かりません。再度メインキーをOFF→ONにするとエンジンが掛かります。
i-Mapの仕様なのか、それともどこか断線してしまっているのか…
なかなか試せなくてお返事遅れてしまいました。
返信削除エンジン、かからない感じですね。セルは回りましたが、キュルルルルルル・・・と。
i-Mapをつける前がどうだったかわからないので、もしかしたらあの車体自体の仕様かも知れないですが・・・。
わざわざ試していただきありがとうございました!
削除i-map導入前はその操作手順でエンジンスタートしたので、i-mapの仕様の様ですね。
普段駐車してる時はキルスイッチを入れているので、インジケーターが点滅して焦りました。
なるほど。私は普段はキルスイッチを使わないので気づきませんでした・・・。
削除ま、ちょっと具合悪いところがいかにもカスタムっぽいなあとポジティブに捉えてみます。
すごく遅い情報で申し訳ないですが、キルスイッチの話は元々そんな感じですね。
削除