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酔っ払うと素早くなるという発見

別に今日はバイク乗ってませんが。

いつものように自宅で酒飲んで小用を足そうとして驚きに真実に到達しました。

自宅のトイレは人感センサー照明なので、トイレに入ると自動で電灯がつきます。
ただ、トイレのドアを開けて個室内に踏み込んでから、センサーが人の動きを感知してから照明に電気が入り、それから明るくなるまでの一瞬の時間差というものがあります。

この時間差が、普段よりも、酔っ払ってるときの方が長く感じる傾向があります。

普段は、時間差の存在には気づくものの、特に気にならない程度の短時間です。

それが、ある程度酔っ払った状態(缶ビール2本とウイスキーをダブルで2杯くらい)だと、電気が点く前にもうズボンをズラしていて、それから「あれ、点かないなあ。主電源切ってたかなあ?」とか思って、ズボンを上げて振り向いて扉を開け・・・ようとしたあたりでようやく点灯という感じです。

なんと言うか、自分が素早いというより・・・スローなんですよ。世界が。まるでアニメに出てくる武道の達人視点です。


・・・ただ、注意しなければいけないのは、「そのように感じる」というだけで、実際には体はついて行っていません。

「ズボンを上げて振り向いて・・・」と上記で書いたのは、自分の頭にある自分の体のイメージです。その時実際は、まだ便座の前に直立もしておらず、一歩踏み込んでズボンを降ろそうと手をかけた、というくらいの体勢です。

・・・わかりにくいかも知れませんが、要は、自分の「こうしよう」と思った行動と、実際の自分の身体の動作が一致していないというか、同期できていないのです。

自分はそれなりに飲めるので、これくらいでべろんべろんに酔ってるわけではなく、足元もふらつきません。けど、頭と身体の相互フィードバックのようなものが鈍っていて、頭だけは次々に行動を想定しているのに、身体はそれに応じることが出来ていない、そして、その身体が遅れているということを頭が正確に把握していない。

なるほど、これだからさらに酔えば「まっすぐ歩く」といった制御が出来なくなるのだなと。

そして、だからこそ、「このくらいな酔っていない」と頭で思っていても、運転は絶対にしてはいけないのだと。要は、危険を発見することが出来たとして、「ブレーキをかけよう」と思った時に、身体はブレーキをかけられない。

もっとも、危険の認知自体は遅れていても、その遅れを認識できないからこそ認知が遅れてるというようなことはあるので、身体だけの問題ではないのでしょうけど・・・どちらにしろ、「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」は絶対であって、そこに「自分で判断するに俺は酔ってない」という戯けたジャッジはあってはならないのだということですね・・・。


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