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Ninja250SLに強化回路を搭載

禁断の領域に手を染めてしまった気分である。

Ninja250SLで行くクリスタルライン

クリスタルラインと名付けられた道をご存知だろうか? 秩父山系と八ヶ岳という関東北部の名高い山地を結ぶ、全長68.1kmに及ぶ観光道路である。観光道路というものが法的に定義されるものなのか俺は知らないが、 このようなホームページ まであるのだから観光向けに整備されているのは間違いなく、したがって観光道路なのだと俺は解釈している。 少し前にちょっとした間違いでその大部分を走ってしまったことがあるが、今回、このクリスタルラインの全区間走破それ自体をツーリングの目的としてみることにした。 なにせこのクリスタルライン、舗装路ではあるが林道である。70kmに迫る林道というのは実にアドベンチャー感たっぷりでなんとも唆られるものがあるではないか。

Ninja250SLで走る西秩父

先週、半日の秩父ツーリングに行って、「今度は半日じゃなくて秩父じゃないところに行きたい」と、秩父は飽きたという気分を醸し出してわけですが。 なんつうか、アレですよ。物事はなんであれ、端っこを齧ったくらいでわかった気になるってのはよくないですね。やはり秩父は面白い。 合角(かっかく)ダム。穴場でした。 今回は、狙ったわけでもないのですが成り行きで西秩父を走りました。これが良かった。また行こうと思います。以下、詳細。

ポピーと、秩父の太い蕎麦

春が来たと思ったら梅雨が来てしまう日本の気候は本当にバイクとは相性が悪い気がするのだけど、日本のバイク産業はどこの国よりも発展したというのが本当に不思議だ。 最近は、齢四十を超えてなぜか人生でもっとも忙しく働いている気がする。なんだろう、若い頃に味わった体力的にひたすらハードな仕事とは違う、メンタルを削られるような気忙しさ。冒険家とかでない、俺のようなノーマルリーマンにおいては、ギリギリの綱渡りみたいな生活はせいぜい30歳くらいまでで終わって、後は平凡に妻と娘と、ちょっとくたびれながらも、のほほんと暮らすものだろうと思っていたのだが・・・なんで自分はこう半端にチャレンジを繰り返してしまうのか。安定が嫌いなのか。 ・・・そう、傾いてクラクラして、気ままに無計画にウロウロしているのが子どもの頃から好きなのです。だから仕方ないね、ということで、忙しいっつってんのに日曜の午前だけ秩父に走りに行きました。

Ninja250SL タイヤ交換でマグネットコーティング的パワーアップ

ようやくタイヤ替えました。 真ん中がスリックになったNinja250SL標準、ダンロップ社のTT900。 TT900  あれこれ悩んだけど、まだフロントがたっぷりあるので同銘柄でリヤのみ変えることにして、最初にバイク屋に電話したものの、思ったより高くて二の足を踏んだ。 二輪館などにも行ってみたりしつつも、たまにはバイク屋に世話になろうかな・・・と思いつつ、しかしなにせ 金がないんで!www ネットで検索していて見つけた、「タイヤパラダイス」なるちょっと微妙感のあるバイクタイヤ専門店で最終的にお願いした。 ホームページはあるけど、ホームページしかないし(1ページしかない)。工賃もタイヤ価格もわからん。しかし、タイヤ専門店は安いのが常なので、行ってみることに。 結論からいうと実際、工賃込みで15000円ちょいだったので、これより安くするにはAmazonでタイヤ買って自分で嵌めるよりないのでは、という価格だった。これは、俺が今回価格を聞いた他店より数千円単位で安い。 TT900"GP" そしてこれがニュータイヤ。 TT900はOEM専用品なのか単品として存在しないようで・・・900の後に燦然と黒光りする"GP"の文字が! これぞ、バイアス最強タイヤとの呼び声高い TT900GP ! 言わば、いままでのTT900はジム、そしてTT900GPこそがガンダム!そういう差だと思う!たぶん!バイアスだけど! 真ん中の溝が深い! 錆び錆びで気になっていた割りピンを交換してくれてた バランスもとってくれた 交換中に説明されたのだが、ホイールのバランスがめちゃくちゃ悪くて、なんかバランスを見るための装置で回していると倒れる前の駒のようにぐいんぐいんと振れていた。 まあ、なにせ低コストなマシンなので精度が悪いのだろうなあ・・・と、個人的にはたいして驚きもしなかったが、それで重りが多めになってしまうけどという話で。まあとにかく今悪いバランスがよくなればいいこともあるだろうという気がするので、俺としては何の異論もない。 家から15分程度だったし、価格も安いしということで、次回もタイヤ交換はお世話になろうかなという気持ちです。 これで来週か...

タイヤを発注。ついでに6000km後のレビュー。

しばらく前からやばいやばいと思っていたタイヤ。 真ん中がほぼスリックの攻撃的なパターン、ではない。Ninja250SL乗っている人ならおなじみの真ん中の溝が、綺麗さっぱり消失しているのだ。 一番端っこのところはまだ新品でモッタイナイwwwが、こないだのツーリングでは、さして砂もなさそうだったのに加速中にズ!とリヤが流れることがあったり、コーナーに向けてブレーキ中にダダダ!とリヤが暴れることがあったりというのも、頻度が増えていたように感じたので、やっぱりちょっともうこれでツーリングには行けない。 まだ、6000kmかそこらしか走ってないのに・・・。こんなもんだったか?バイクのタイヤ寿命って。 で、ちょっといいラジアルでも入れてみようかとか思ったりもしたけど、フロントはまだバッチリ溝があるし、 自分、金、ないんで! 普通に後ろだけ同じ銘柄で入れ替えることにしました。で、少し前からあちこち値段聞いてみたりしていたのだけど、驚きの事実として、二輪館はもちろん、購入したバイク屋でさえこの純正タイヤの扱いがない? このタイヤ、ダンロップのTT900というもの。TT900GPではなく、TT900。これが東南アジアあたりでは売っている?とかOEM専用品とかなんか微妙な情報はあったけど、ともかく日本では扱っていないらしい。確かに、ダンロップのサイトにも載ってないし、店が使うタイヤ総合カタログにも載っていない。 まあ、同じパターン・サイズのTT900GPがあるので、ひとまずそれにしておくが・・・・結果的にはグレードアップして、「バイアス最強」の誉れ高い(らしい)タイヤになるわけだ(リヤだけだけど)。 コンパウンドがいくらか柔らかいのだろうと思うので、少し楽しみではある。 ツーリングに行けてないので、1年乗ってのレビューでもしてみます。かんたんに。 車体  軽いし細いし椅子も低いので、すこぶる楽です。荒れた路肩で止めようとしたら足元が抉れてて車体が大きく傾いたりしても気合で立て直せます。 燃費  良いです。アイドリングみたいな回転で走っても、高速走っても、舗装林道で唸りを上げて走っても、だいたい30km/Lというわかりやすい燃費です。どうせ燃費が同じなので、普段から回転は上げて、アンチ・エ...

Ninjaは叫びながら秩父を走る

先日の秩父方面ロング(舗装)林道ツーリングでセンターの溝が消えかけたタイヤを気にしつつ、また秩父へ。 ここのところ、仕事は本当に忙しいし、気が詰まるような思いをしている。ストレスをバイクで発散するなんてのは不健康で危険だと思っているけど、でもやはり人間には息抜きが必要で、バイクはそれにはもってこいに思えた。 土曜の午前に取引先とシビアな話をして、ちょっと作業もして、一応当面の方針を立てたところで、12時半。妻子はちょっと出かけていたので、さくっとありあわせの飯を食って、13時にはバイクに跨った。「秩父あたりにいってくる」と妻にメールを送り、5月とも思えない夏のような日差しの中、さいたまから西を目指して走り出す。 半袖Tシャツにライディングジャケットを羽織っただけでも汗ばむ陽気で、ジャケット袖のインナーが腕にまとわりつく。車列を縫うようにバイパスを走り、郊外へ出ると心なしか暑さも和らいでくる。 アクセルを開けて、軽いながらも賑やかなモリワキ管からの排気音を轟かせて走る。 1時間ほどで入間を抜けて秩父の入り口、鎌北湖へ。顔振峠・北向地蔵の案内のある細い林道を駆け上がる。 いつもの細くやや荒れた道。 何気なく走り始めても、連続するコーナーをひとつ、またひとつとクリアしていくうちにリズムが乗って来て、ちょっと沈んでいたテンションも上がってくる。 最近は通り過ぎるだけだった関八州展望台。 気まぐれにバイクを停めて登ってみると、ヤマツツジに多くのアゲハ・・・ミヤマカラスアゲハか? トンネル状になった木々の向こうに見える花はとりわけ綺麗に感じる。 山頂展望台からは、重畳なる秩父の山々。武甲山も見える。 反対側には関東平野も。遠くに都市が霞む。面倒くさい仕事をしている有象無象。まあ、面倒なのは都市だけではない。山にはや山の、海には海の厄介ごとがあるのだろう。 5年くらい前に、原付二種のスクーターでここに来たことがある。仕事が上手く行っている気がしていたころだ。あの頃の給料はわりと高かったけど、なんだかそんな状態が続かない気はしていた。 1年前にこのバイクを買って、秩父に来てこの関八州展望台にも上ってきた。仕事はヒマがあり、しかし金は目減りしていく生活で、漠然と「俺はいま自分に投資しているのだ」...