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【番外編】世界遺産「平泉」の冬景色

今回はバイクじゃなく電車での旅行なのですが、他に書く場所もないのでこのブログに旅の記録をば。 中尊寺 弁慶堂

牛久沼に河童伝説を求めて

妖怪や怪物、物の怪と言うよりは敢えてUMAと言おう。私はかつてUMAが大好きだった。ビリーバーではなかったが、まだこの世にブログというものすら存在する前の懐かしいインターネットで、手ずから懐疑的スタンスからUMAを検証するサイトを作っていたことさえあった。 学生の頃にはキャンプツーリングをしながら東北・遠野の河童渕にも訪れた。 そんなわけで、さいたまに住んでから地図を見るといつも隣のページにチラチラしている牛久沼の「河童の碑」なるものが気になって仕方なかった。だが、牛久沼というのはちょっと行くには遠すぎて、ツーリングだと意気込むには近すぎる微妙な距離。 それでずっともやもやしていたのだが、1月にしては少し暖かった今日、昼前に家を出てショートツーリングをするにはほどよいだろうということで、思い立ってから何年越しかわからない河童クエストを決行することにした。 牛久沼 三日月橋に佇む河童 以下は、牛久沼河童クエストの報告である。

寒いのでチェーン張るくらいしか出来ない

何だかんだでまだぬるかった12月のうちにもう一度くらい秩父にでも行きたかったのだが、仕事が忙しくなってしまい行けずじまいで年を越した。 さすがに1月になると寒いが、少しは動かしておかないとバッテリーが上がりそうなので、とりあえずバイク屋に行ってチェーンを張ってもらった。 見た感じ、説明書の規定値ギリギリくらいには入っているのだが、秋ごろからツーリング時にチェーンがガチャガチャするのを感じて気にしていた。バイク屋のメカの人にも「大丈夫な範囲」と言われたが、趣味で乗ってて快適じゃないのはつまらないので3000円払ってお願いした。・・・・つうかチェーン張るので3000円かよ・・・高えな。 とは言え、ろくな工具をもっていない自分にはNinja250SLの固いリヤアクスルナットは 回せなかったし、チェーンの清掃とグリスアップもしてくれるというのであれば、そう高くもない気もした。俺は油脂類を何も買ってないので、もし自分でそれもすれば結局3000円くらいかかるだろう。買えば何度も注油できるという話もあるかも知れないが、俺はマメではないので自分で注油するのはきっとまた半年後とかで、それまで缶も邪魔になるし・・・ということを考えると、半年かそこらに一回、チェーンを張るか、替えるかすりゃいい気がしてきた。 安いバイクでブルジョワ式メンテナンスというのもまあアリかも知れない。 3000円の価値はあって、バイク屋からの帰り道、アクセルの開け閉めに対してタイムラグなくダイレクトに反応する車体は非常に気持ちよかった。ほんとにあの、アクセル開けた時に弛んだチェーンがガチャンと張ってから加速が始まる感じが大嫌いなので・・・。 ということで、あとは正月の初売りセールで買ってきたユニクロの「極暖」ヒートテックタイツをはいて、どっかに極寒ツーリングでも行ってみるか・・・と思うけど・・・行けるかなあ。寒いんだよなあ。

Ninja250SLで行く中津川林道

11月の後半にずれ込んだ前回のツーリング、伊豆魚食ツアー(〆はマクドナルド)で今年は走り納めかなと思っていたのですが。なにせ、今年は11月にさいたまで積雪までありましたし、下手に峠に行って凍結路で滑ったりしたらシャレになりません。 なのですが、なんだか週末は天気もすこぶる良いようだし、家庭の予定も特になし・・・そこで、しばらく前から気になっていた「三国峠(埼玉―長野)」に行ってみようと思い立ちました。ツーリングマップルによれば「約17kmの連続ダート」ですが、Ninjaでどこまで走れるものか。 まあ、Ninjaで林道と言えば無理を感じますが、「KLXのエンジンを持つオフ車並みの軽さ・細さのバイク」で林道に入ってみると考えれば、わりと普通のことのようにも思えてきますから、けっこう行けるんじゃないかと期待できます。 冬の到来を感じます。 そういうわけで、まあ行けるところまで行ってみようというライトな決意とともに、Ninja250SLでは初めての未舗装林道ツーリングに出かけてみました。

11月の伊豆半島周遊ツーリング(後編)

前編は、 こちら 。 ―11月21日、月曜日。俺は西伊豆は雲見の民宿で目覚めた。仕事を休む連絡はしていない。とぼけるつもりでいる。特別なことがない限りは自宅で作業をしているし、電話なども頻繁には来ないので、わざわざ休みますと言わないでも誰が咎めるというわけでもない。緊急事態のためにMacBook Airは持参している。これとiPhoneのテザリングがあれば、最悪ここでも多少の仕事はできる。 子供の頃に憧れた「温泉宿に長逗留して仕事する文豪」という自由な働き方に、近いと言えば近いが何か違う気もする。まあよい。割り切ろう。 宿泊していた雲見の民宿・三五郎の夕食は、それは豪勢なものだった。「通常コース」であってにも拘わらず、残すことを良しとしない俺は完食してしまい、「液キャベ買ってくればよかった」と思うほど。にも拘わらず、さらに朝飯も完食してしまった。本当にリーズナブルなのに良い宿だったが、問題がひとつ。 腹が苦しくて、昼飯を食える気がしない。 いや、宿に問題があるのではなく、単に俺の計画に問題があったわけだが、これでは、どうやらまたあのクエストは失敗のようだ・・・。 この日はひたすら曇天、そして濃霧→雨だったので写真があまりないです。

Ninja250SLで行く、11月の伊豆半島周遊ツーリング(前編)

ツーリングというのは言葉として「旅」だ。何で行こうと旅は旅なのだろうが、バイクでの遠出をとりわけ「ツーリング」と呼ぶのは、やはりバイクで出かけるという行為には、それが1日だけであったとしても「お出かけ」というよりは「旅」を感じさせる何かがあるのだろう。 伊東西伊豆線 「バイクも買ったし、久々に温泉グルメツアーでもしたいなあ」という気楽な気分で企画した1泊旅行。クルマでの家族旅行などは最近もしていたのだが、10年ぶりくらいのバイク旅行は、やはりバイクならではのハプニングと味わい深さに満ちていた。