スキップしてメイン コンテンツに移動

Ninja250SLの盆栽

さいたまは盆栽の町です。オリンピックに向けて海外への盆栽アピールイベントも目白押しです。
↓埼玉 WABI SABI大祭典
https://www.saitama-wabi-sabi.jp/

市民として、盆栽にいそしまなければならないという義務感に駆られて、今日は自分なりの盆栽を試みました。





まずは、ポジションライトのイエロー化です。

なんで逆さまになってるかは不明

かなり昔に金曜ロードショーか何かのスポンサーについてませんでしたっけ?KOITO。電球の一流企業というイメージがあります。モノタロウで確か300円くらいでした。LEDとかも一瞬考えたんですが、まあこんなものは電球でいいよと思いました。電池でつけるわけじゃないから節電してもしょうがないし。

イエローで法的にどうなのか?と思いましたが、そもそもバイクは車幅が小さいのでポジションランプの装着が義務付けられていないということで、とするとこのライトをどう位置付けるかという見解が別れるところもあり、なんだがグレーっぽいです。

が、赤いライトはダメなのは確かで、あと前照灯のケース内にいろんな色があるのもよくないらしいです。とすると、そもそもメインの前照灯がイエロー(色温度的に車検対応品です)なので、ポジション的なこれもイエローでOKなのではと思えます。まあ、どっちにしろ車検ないんですが、仮に車検があっても通る状態だと、私は信じてる。

Ninja250用、蓋。1個500円弱。

250SL系のいろんなブログで紹介されているので、もはや細かいことは書きませんが、フレーム横の黒い樹脂カバーを外すと現れるドロンゴ・リナス的な大穴を塞ぐための蓋です。




穴を塞げるようになったので、晴れて前からダサいなと思っていたフレームサイドのカバーを撤去しました。

黒いカバーをとって黒いフレームが出るだけなので大きく印象は変わりませんが、やはりあのカバーはチープですし、この方がカチッとした雰囲気になってよいです。

コストダウンという言葉を具現化したかのようなバイク、それがNinja250SLなわけですが、数少ない自慢の装備として、機能美溢れるトレリスフレームというところがあります。自分は、まだ免許もない中学生の頃にヤマハのSDRという極細トラスフレームのバイクに憧れていました。2ストのオフ車、DT200Rのエンジンを積んだ、超軽量が売りのロードスポーツです。そのストイックな佇まい、メッキされたトラスフレームに心を奪われ、バイク屋に頼んでカタログを貰って眺める日々を送ったほどです。

SDRは結局買えませんでしたが、その後に同じくヤマハがライトスポーツとしてトラス構造のフレームにTZRの心臓を積んだR1-Zというバイクには乗ってました。つまり、トラスとかトレリスとかのフレームは大好物です。Ninja250SLの購入を決めた動機のひとつは、(本当はZ250SLを買いに行ったのですが)、トレリスフレームにあったと言えます。

カバーを撤去したせいで、そのフレームがちょっと見えるようになって、個人的には非常に嬉しいです。乗っててテンションがあがりそうです。

ちなみに、大学生になってバイトをしてバイクを買う頃、SDRは絶版でしたが中古はまだありました。でもそれを買わずに選んでしまったバイクは、逆にレーサーレプリカたるTZRのエンジンを積んだオフ車、TDRでした。

そう考えると、いま、KLXの心臓を持ったNinjaに乗っているというのは、なんつうかこう・・・ある意味で自分の揺るぎなさを感じます 。常にイロモノをチョイスしてしまうわけです(笑)。



そして、もうひとつ、フロントタイヤを交換しました。
タイヤというものは真ん中から減るものだとばかり思っていたので、真ん中の溝をみてまだたっぷりあるなーと、前回はリヤのみ交換していました。

しかし先日ふとフロントタイヤを見ていて、サイド部分のスリップサインが思い切り出ていることに気づいたのでひとまずフロントだけ交換することに。後ろがちょっと減ってしまってますが、後ろが減り切ったら次は前後セットで別銘柄にしようと思ってます。

とはいえ、純正のダンロップTT900は国内で手に入らないので、TT900GPにグレードアップしました。これで前後とも、ただしく「バイアス最強タイヤ」が装着されたことになります。「バイアス最強」ってのが、「自分史上最高」みたいで結局どの程度よいのかよくわかりませんが、リヤを無印から GPに変えた時にはやはりよくなった感覚があったので、期待はしています。

前回にリヤを変えた大宮の外れあたりの二輪タイヤ専門店のに頼もうと思ったのですが、電話したら、まずは店舗に行ってタイヤを注文してそれから作業予約をしないといけないと言われたので内心半ギレで「ああ、じゃあいいです」と言って切ってしまいました。

作業は丁寧な印象だし安かったので利用したかったのですが、忙しいのに二度も行ってられません。しかも1度目はもう決まってるタイヤの型番を伝えるだけですよ。バカバカしい。

ただ、本当にそうなのかなあ。店主じゃなく奥さんらしき人が電話に出たけど、どうも話が噛み合ってる感がなかったんだよな・・・。まあ、いいか・・・。

結局、近所の2輪館に頼みました。こちらは、電話したらタイヤ発注してくれたので、あとは交換に行くだけでした。

とはいえ、Amazon だと7500円くらいで売ってるタイヤですが、工賃込みで14000円ほどかかりました。ま、工賃もあるし、Amazonと同じ値段が無理ってのもわかりますが、もうちょっと何とかならないかなあという気はします。あと15%くらい引いてくれたら、Amazonよりはまだ高いけど嬉々として買うのだけどなあ。




ただ、受付の時に、なんちゃらかんちゃらも交換しますか?と聞かれて、まあ必要なんだろと適当にハイハイと生返事してたら、「N2」の刻印が眩しいバルブキャップになって帰って来ました。なんかカスタムチックでカッコイイです。フロントだけというのが微妙ですが。





ところで、今日リヤタイヤを眺めてたら、頭のとれた画鋲が刺さってるのを発見しました。写真の一番右の溝の中程にあるのがそうです。ゴムに錆が移ってたので、しばらく前から刺さっていたのかなと。指で軽く抜けたので、貫通はしていないと思いますが・・・。

今日空気圧測っておいたので、明日にもう一度、低下してないか測っておく必要がありそうです。


フロントタイヤの不安もなくなり、次回のツーリングは調子よく走れそうで楽しみです。個人的には、早く峠(なるべく狭くてキツいところがいい)でCBR250RRに遭遇して、「俺のマシンはクラス最大の38psを誇る、もっとも速い250ccだぜ!」と鼻息を荒くしているところに、250ccフルカウル最小の29psを誇るSLの、10馬力近いビハインドをものともしない底力を見せつけてギャフンと言わせるという大人気ないチャレンジをしてみたいです(嘘です。私は「他人と張り合わない」を常に自分への戒めとしてツーリングを楽しむようにしてます。)


コメント

このブログの人気の投稿

Ninja250SLのパワーアップ

先々週、テム・レイの回路的な何か(imap)を組みこんだ我がNinja250SL。 もちろん、その効果を確認するべき最高のステージとしては、このバイクを購入以来何度となく走っている奥武蔵グリーンラインをおいてない、そこで、それがどんな道なのかよくわかっていないままに迷い込んでしまってキリのない低速コーナーと狭い道幅と荒れた舗装に四苦八苦している大型バイクをいかに爽やかにカモれるかという嫌らしい方法で確認するよりない、とそう思っていた。 だが、どうやら最近の気象予報士は梅雨が「あける」という言葉の意味を知らないか意図的に曲解しているに違いないと思わせるほどにここのところ関東の天候はグズグズとぐずついており、朝5時半に起床して外をみると鉛色の空と、iPhoneの天気アプリが示す「午後は突発的な強い雨と落雷に注意」みたいな警告に二度寝を決める週末が続いていて、はたしてあの回路はうまいこと作用しているのかいないのか、悶々とした日々が続いている。 ということで、今日は朝飯を食ったあと、ツーリングとはいかないまでも、雨が降り始めたらすぐに帰ってこられる近所での試走くらいはと思い、ちょっとだけ走ってきた。 結論から言えば、imapは効くね!テムレイの回路とか言ってゴメンよ!という感じでした。 久喜の田んぼ。中央に白鷺が。

Ninja250SLに強化回路を搭載

禁断の領域に手を染めてしまった気分である。

Ninja250SLのAIキャンセル

二次エアキャンセルとも呼ばれますね。やってみました。6時間かかりました。 過去の愛車達は、ステッカーチューン()とかアルマイトのハンドルつけるとか、バックステップとかメッシュホースとか、盆栽とまで行かないまでも見た目メインのカスタマイズをよくしてましたが、このNinja250SLに限ってはなぜか、中身の地道なカスタムに走っています。レーサーでもないのに・・・。  とは言え、SLは元のパワーが小さいだけに、そこらのワインディングや高速道路でもすぐに限界性能が試せますから、そういうカスタマイズの変化がわかりやすくて楽しいというところもあります。なにせ、1速でも全開にしたら追い越しレーンペースに突入するような大型SSとは違い、Ninja250SLなら高速道路の流れ乗ってるだけで4速全開くらいできますしね。狭い峠でもレブリミットまで回せますし。 買ったキットに「AIキャンセル」と書いてあるのでそれをタイトルにしました。 以下、取り付けレポートです。