いいシーズンなのでツーリングには行きたいが、仕事がハードで1日頑張れる体力がない(と言うか週休二日が確保できてない)ので、しつこく秩父に走りに行きます。
いつもなら秩父と多摩の境目あたりで1回、芦ヶ久保付近で1回くらいは休憩するのだが、ノンストップで合角ダムへ。さいたまから2時間ちょい程度でたどり着いた。
ダムサイトから見えていた橋に行ってみた。ダムのHPや案内では「わかさぎ釣りが楽しめます」と書いてあるが、どう見てもみなさんはバス釣りを楽しんでおられた。バスらしき魚影も見えたし。
外来種とか在来種とか何とか言うけど、どうせダム作った時点で致命的なまでに在来の生態系は破壊している。その前に周囲に杉を植えた時も然り。そこへ来て、ワカサギもどのみち外来種だ。バスばかりを外敵だと騒ぐのはやはりお門違いだろうと俺は思うね・・・。
まあ、それはともかく、ダムから伸びる林道で群馬側へ抜けることを試みる。地図を見てもよくわからないが、そこそこ立派な道なので抜けてないこともないだろう。
途中、小鹿野あたりでいつも看板だけ目についてた毘沙門水を発見。
せっかくだから一口飲んでこうとちょっと楽しみにしてたのだが、簡易水道のような採水施設に近づいたら、「100円(監視カメラあり)」の看板が。世知辛い・・・。
まあ、こういうところがあるとまたバカみたいに汲んでく奴もいるのだろうしな・・・。とはいえ、ポリタンクどころかペットボトルすら持たない俺が、味見するだけで100円というのは納得行かない。川越シェフの水じゃねんだから。かと言って、「監視カメラあり」とか書かれると真偽のほどはともかく何だか気分が萎えて、「いらんわ」という気分になり立ち去ることにした。いや、たぶんいろいろな経緯や事情があってこうなったのだろうというのもわかる気はするのだけど。その看板を立てた人が嫌なのではなく、そんな看板を立てさせる世の中に辟易してしまう。なんだかな。
橋の下を覗いてみれば、それは非常に綺麗な、透き通った水の流れ。
ちょいちょいバイクを止めて、瀬や淵に見入ってしまう。アブラハヤが多いが、中にヤマメらしき魚影もあったように思う。ルアー投げてえ・・・。もうここ数年釣りに行っていないのだが、最近よくツーリング先で良い渓流を見るからか、また釣りもしたいと思う。
このあたり、 倉尾地区というのだろうか。舗装林道沿いに古い集落が細々と続くが、道の傍に沿って流れる渓流に堰堤が多い。これが冒頭の写真のように段々になって連続していたり、石垣のような作りの古いものもあったり、水は澄んで、淵は神秘的な青を湛えており、なんとも良い感じだ。魚釣りてえ。
小鹿野町倉尾の堰堤群 |
ただアホみたいに同じ道を走っていてもなと、今回はクエストのターゲットとして「蕎麦を食う」を設定しました。
* * *
朝は、前日に娘にリクエストされていたので分厚いホットケーキを焼いてやり、それを食べてから9時に出発。どうせ早く着きすぎても蕎麦屋は空いてないとタカをくくっていたがちょっとゆっくりし過ぎたかも知れない。なにせ、目指す蕎麦屋は確か1日限定10食だか20食だかで、昼には品切れ閉店するのだ。
国道463で狭山あたりまで抜け、普段なら混んでて退屈な国道299号を避けて奥武蔵グリーンラインに入るのだが、この日は時間の節約のために299号に。・・・結果、いつも通りにダラダラとした流れに、ほどなくひどく後悔したが、それでもたぶん時間的には早いのだろうから我慢するよりない。
合角(かっかく)ダム |
いつもなら秩父と多摩の境目あたりで1回、芦ヶ久保付近で1回くらいは休憩するのだが、ノンストップで合角ダムへ。さいたまから2時間ちょい程度でたどり着いた。
ふれあいセンター。だったと思う。 |
ここでおばちゃんが食堂をやっているのだが、朝来て蕎麦を打つそうで、ちょっとしか出来ないということだと、春くらいに聞いた。
店内に入ると、客はおらず。「そばしかないけど、いい?」と言われる。知っている。わかっているからわざわざ来たのだ。が、無口な男である俺はいちいちそんなことは言わない。「はい。その天ぷらそば」とだけ告げて席に着く。
合角ダムの蕎麦 |
950円くらいだったと思うが、いろいろ付いててなかなか満足度が高い。天ぷらは海老などなく野菜だけだが、そもそも俺は海老天より野菜天が好きなので良し。
蕎麦は、なんつうか・・・近いところで言えば、道の駅あらかわの近くの、ホルモン蕎麦屋「ちしま」に似た味だった。ある意味でコンニャク寄りの食感で俺は好きなタイプだ。
蕎麦はすぐに伸びるのでまず蕎麦を食って、それからその他を食ったが、おこわに入っていた豆がなんだかわからない。最初、やたらに煮えてしまった銀杏か?と思ったが、そういう匂いじゃないし、ホクホクしていて少し甘い。帰りがけに、調理してそうな方のおばさんにあの豆はなんですと訊いてみたら、なんだかわからないのよ、という答えだった。たぶん白大豆だか白いんげんだか(忘れた)の仲間で、新潟のどこぞからもらった種を自宅に蒔いたら生えたものだそうだ。
まあ、美味かった。また通りかかった時に品切れしてなければとりあえず食っとこうというくらいには美味かった。
満足したので、あとは適当に走って帰ることにする。今日は、夕方には帰って晩飯など用意したり娘とも遊んでやらないといけない。
合角ダムの橋 |
ダムサイトから見えていた橋に行ってみた。ダムのHPや案内では「わかさぎ釣りが楽しめます」と書いてあるが、どう見てもみなさんはバス釣りを楽しんでおられた。バスらしき魚影も見えたし。
外来種とか在来種とか何とか言うけど、どうせダム作った時点で致命的なまでに在来の生態系は破壊している。その前に周囲に杉を植えた時も然り。そこへ来て、ワカサギもどのみち外来種だ。バスばかりを外敵だと騒ぐのはやはりお門違いだろうと俺は思うね・・・。
まあ、それはともかく、ダムから伸びる林道で群馬側へ抜けることを試みる。地図を見てもよくわからないが、そこそこ立派な道なので抜けてないこともないだろう。
途中、小鹿野あたりでいつも看板だけ目についてた毘沙門水を発見。
橋の向こうに採水施設 |
せっかくだから一口飲んでこうとちょっと楽しみにしてたのだが、簡易水道のような採水施設に近づいたら、「100円(監視カメラあり)」の看板が。世知辛い・・・。
まあ、こういうところがあるとまたバカみたいに汲んでく奴もいるのだろうしな・・・。とはいえ、ポリタンクどころかペットボトルすら持たない俺が、味見するだけで100円というのは納得行かない。川越シェフの水じゃねんだから。かと言って、「監視カメラあり」とか書かれると真偽のほどはともかく何だか気分が萎えて、「いらんわ」という気分になり立ち去ることにした。いや、たぶんいろいろな経緯や事情があってこうなったのだろうというのもわかる気はするのだけど。その看板を立てた人が嫌なのではなく、そんな看板を立てさせる世の中に辟易してしまう。なんだかな。
橋の下を覗いてみれば、それは非常に綺麗な、透き通った水の流れ。
毘沙門水の袂。これもまあ飲めそうだな・・・ |
しばらくは道沿いに清流が続く |
このあたり、 倉尾地区というのだろうか。舗装林道沿いに古い集落が細々と続くが、道の傍に沿って流れる渓流に堰堤が多い。これが冒頭の写真のように段々になって連続していたり、石垣のような作りの古いものもあったり、水は澄んで、淵は神秘的な青を湛えており、なんとも良い感じだ。魚釣りてえ。
苔生えてる系 |
そうこうしているうちにいつの間にやら道がだいぶ細くなっていた。二車線あったと思っていたが、いつのまにかセンターラインは消失し、代わりに路面を覆う緑の苔が。わりと道路の真ん中まで覆っていることもあり、いかにもこの道の交通量の少なさを語っている。
そんなこんなで走っていたら、やがて峠を越えて別の集落が現れ、神流川沿いへと抜けた。国道462号か。
西に抜けて志賀坂峠・・・と思ったが東に向かって道の駅万葉の里へ。ここは以前、夜の閉店時間帯に来たことがあるだけだったなと。
到着してみて驚いたが、ここもかなりの数のライダーが溜まっていた。それにしても、俺も人のことは言えないが、おっさんばかりだ。そして、大型ばかりだ。基本が1000cc以上という気がする。それらに囲まれた俺のSLの華奢なことと言ったらw。
この栗が300円 |
久々にソフトを食った。そして、ふと見つけた栗を買った。結構ずっしり入っているのに300円は安い。走りながらたまに栗が落ちてるのも見てて、「あー、ちょっと拾って行きたいなあ」なんて思っていたりもしたのでちょうどよい。
このあとは、土坂峠を抜けて小鹿野に戻り、R299経由で定峰峠、白石峠、都幾川・・・とあとはいつもの帰り道。
家に帰るのが少し遅れてしまい、帰宅すると無人だったが、近所の公園に行ってみたら妻子が2回くらいしかラリーしないバドミントンをしていたので、小一時間ほど一緒に遊んでやった。まあ、総じて言えば楽しい1日であったかな。
そして、先ほども夜食に食っていたのだが・・・
栗ご飯 |
まー、皮剥くのしんどいこと。しかもちょっと茹でてからやったら、栗がやっこくなりすぎてバラバラになてしまった。でも栗ご飯はやはり美味かった。
なんか上手い剥き方ないものかね・・・面倒臭いのもアレだが、栗剥くのってひたすら指切り落としそうで怖いんだよね・・・。
でも秋のうちにもう一回くらい食いたいな栗ご飯。
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