とにかくクソ暑い日々が続いていますが、それこそとにかく秩父に走り行ってきました。
結論から言うと、中津川林道はまた通れなかったんですけどね。平成30年9月に工事完了予定のようです。総工費、2000万円弱で修理中。
でも、今回もまたいろいろ発見のあるツーリングでした。やはり秩父は面白い。
本当は、朝の4時に出るくらいの気合を見せたかったのですが。涼しいし空いてるし、景色もいいだろうし。でも、ここのところむしろ朝の3時に寝るような生活ですから、いきなり半日ずらすと体が付いていきません。なので、暑いのは我慢で普通に7時半頃に起きて、子どもと朝食を食べて9時に出ました。
玄関出た瞬間からあっつー!と、合皮ライダースジャケットを着るのも気持ち悪い夏日、というより確実に猛暑日。この時間でも覚め切らない頭でひとまずいつものようにR463で所沢・飯能方面を目指す。
途中で何台か、やたら威嚇的な排気音と意味不明なアクセルワークがうるさい古臭いバイクを見かける。最近やはりまた旧車ブームなのか、こういうのをちょいちょい見る。けど、後ろにいると、その下痢の出そうな排気音の直撃を食らって不快なので、こういうのはさっさと追い抜くに限る。250単気筒の文明的耕運機サウンドを聞いてマナーを学んでくれ。
個人的には正直、Z900RSみたいなバイクもデザインは嫌いじゃない。けど、旧車っぽいデザインのバイクに乗ると、なんかああいう旧車文化圏にカテゴライズされそうなのが嫌で、どうも昔からそういうバイクを自分で買う気になれない・・・。ヤマハのネオレトロとかならギリギリセーフという気もするのだが・・・。
閑話休題。
鎌北湖から奥武蔵グリーンに入ってもなかなか調子が上がらないが、関八州展望台を過ぎたくらいからようやくノって来る。
けどアチい。
芦ヶ久保に抜けるつもりだったが、道の駅はまた暑いだろうと、山の上にいるうちに休憩することに。大野峠の四阿がちょうど無人だったので、ここで一服。今日は麦茶も持ってきたので一息つける。
さほど涼しくは感じなかったが、じっとしているだけで汗が流れてくるほどじゃないだけでもマシなんだろう。
10分ほど休み、芦ヶ久保に降る。R299に出たらそのまま一気に秩父へ。R140で荒川方面。さらにスルーで大滝。
道の駅大滝温泉で弁当を調達し、今日の本命、中津川林道のどこかでさわやかに食うという緻密な計画だ。
ところが、大滝温泉には弁当が打ってなかった・・・。おこわがあったけど、それじゃちょっと寂しいし。仕方ないので、トイレだけ寄って出た。どこか集落内のコンビニでもなんでもあんだろ。過去に見覚えはないけど。
秩父には相変わらず「あの花」のラッピングバスも走ってる。念のために言っとくけど「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の話だ。めんま可愛いよね。ちょっと哀しいけど。まあいいや。
そのあの花も公開からだいぶ時間が経ち、「ここさけ」とか(これは見てない)あったが、今度は「ヤマノススメ」ですか。まあ、このポスターは秩父というより埼玉県のもの?埼玉県と言えば、アニメ聖地巡礼を観光資源化した最初のモデルケースである「らきすた」の鷲宮神社も擁しているので、やはりもう何というか、この方針なのか。さいたま市も一時期、「漫画・アニメ文化の発信地として云々」言ってた気もするが、現市長はあまり乗り気でないのかと思っていたが・・・。まあ、その辺はどうでもいいか。
ただ、なんだろう、何にしたって、どうせ何が描いてあってもいいポスターなら、字だけより人がいた方がいいし、人物ならばむさ苦しいおっさんより美少女の方がオタクがどうのは抜きにしても相対的多数派にとって目に優しいのは確かだから、俺はこの傾向になんら異論はない。あ、また話が逸れた。
R140も車は多めだったが、大滝を越えてからは無人に近く快適。先頭で信号待ちしてたらちょうどソロでやや頑張り系のライダーが並んできたりしたので、ちょっと孤独を紛らわしつつ秩父もみじ湖沿いの爽快なワインディングを走ってみたり。
実は清流に恵まれている秩父の実力 |
結論から言うと、中津川林道はまた通れなかったんですけどね。平成30年9月に工事完了予定のようです。総工費、2000万円弱で修理中。
でも、今回もまたいろいろ発見のあるツーリングでした。やはり秩父は面白い。
本当は、朝の4時に出るくらいの気合を見せたかったのですが。涼しいし空いてるし、景色もいいだろうし。でも、ここのところむしろ朝の3時に寝るような生活ですから、いきなり半日ずらすと体が付いていきません。なので、暑いのは我慢で普通に7時半頃に起きて、子どもと朝食を食べて9時に出ました。
玄関出た瞬間からあっつー!と、合皮ライダースジャケットを着るのも気持ち悪い夏日、というより確実に猛暑日。この時間でも覚め切らない頭でひとまずいつものようにR463で所沢・飯能方面を目指す。
途中で何台か、やたら威嚇的な排気音と意味不明なアクセルワークがうるさい古臭いバイクを見かける。最近やはりまた旧車ブームなのか、こういうのをちょいちょい見る。けど、後ろにいると、その下痢の出そうな排気音の直撃を食らって不快なので、こういうのはさっさと追い抜くに限る。250単気筒の文明的耕運機サウンドを聞いてマナーを学んでくれ。
個人的には正直、Z900RSみたいなバイクもデザインは嫌いじゃない。けど、旧車っぽいデザインのバイクに乗ると、なんかああいう旧車文化圏にカテゴライズされそうなのが嫌で、どうも昔からそういうバイクを自分で買う気になれない・・・。ヤマハのネオレトロとかならギリギリセーフという気もするのだが・・・。
閑話休題。
鎌北湖から奥武蔵グリーンに入ってもなかなか調子が上がらないが、関八州展望台を過ぎたくらいからようやくノって来る。
けどアチい。
芦ヶ久保に抜けるつもりだったが、道の駅はまた暑いだろうと、山の上にいるうちに休憩することに。大野峠の四阿がちょうど無人だったので、ここで一服。今日は麦茶も持ってきたので一息つける。
「熊出没注意」は北海道だけの専売特許じゃないぜ!という雰囲気で。 |
さほど涼しくは感じなかったが、じっとしているだけで汗が流れてくるほどじゃないだけでもマシなんだろう。
10分ほど休み、芦ヶ久保に降る。R299に出たらそのまま一気に秩父へ。R140で荒川方面。さらにスルーで大滝。
道の駅大滝温泉で弁当を調達し、今日の本命、中津川林道のどこかでさわやかに食うという緻密な計画だ。
ところが、大滝温泉には弁当が打ってなかった・・・。おこわがあったけど、それじゃちょっと寂しいし。仕方ないので、トイレだけ寄って出た。どこか集落内のコンビニでもなんでもあんだろ。過去に見覚えはないけど。
道の駅で見たポスター |
秩父には相変わらず「あの花」のラッピングバスも走ってる。念のために言っとくけど「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の話だ。めんま可愛いよね。ちょっと哀しいけど。まあいいや。
そのあの花も公開からだいぶ時間が経ち、「ここさけ」とか(これは見てない)あったが、今度は「ヤマノススメ」ですか。まあ、このポスターは秩父というより埼玉県のもの?埼玉県と言えば、アニメ聖地巡礼を観光資源化した最初のモデルケースである「らきすた」の鷲宮神社も擁しているので、やはりもう何というか、この方針なのか。さいたま市も一時期、「漫画・アニメ文化の発信地として云々」言ってた気もするが、現市長はあまり乗り気でないのかと思っていたが・・・。まあ、その辺はどうでもいいか。
ただ、なんだろう、何にしたって、どうせ何が描いてあってもいいポスターなら、字だけより人がいた方がいいし、人物ならばむさ苦しいおっさんより美少女の方がオタクがどうのは抜きにしても相対的多数派にとって目に優しいのは確かだから、俺はこの傾向になんら異論はない。あ、また話が逸れた。
R140はとっくに逸れてる。右は日窒鉱山 |
してたらあっという間に中津川大橋で、右に折れてまた以外に路面のよい道を流していくと、日窒鉱山方面と三国峠方面の分岐へ。
鉱山から志賀坂峠に抜けるトンネルもまたさらに壊れたようで、もう分岐から通行止めだった。三国峠方面は、まあ行ってみるさ。
そう言えば、予想はしていたがやはり弁当を買う場所なんてなかった。いやむしろ、かの有名な「バイク弁当」の店はあったのだが、「並んでる」という一点により却下。
さすがに腹減ったぞ・・・と思っていたら、こまどり荘に辿り着いた。「レストラン」の文字が見えたが・・・・休業中。だが、隣の管理釣り場の食堂は営業中で、ここで「みそ豚丼」を食うことにした。
まあ、味は・・・まあまあ。まずくはない。ちょっとしょっぱいけど。でも900円は高いなあと感じてしまう味。山奥だから仕方ないか、と納得できるくらいでもあるけど。
ただ、サービスレベルは低いなあ。別に一流レストランみたいなの期待していないけど、スタッフが何人もいて、さほど忙しくもなさそうなのに、客の応対にもろくに出ない。麦茶がセルフなのは構わないが、そういうことは書いてないし言ってもくれない。「豚みそ丼」のチケットには「ぎゅうどん」と書いてある。システム上の都合という予想はできたがそうだと一言券売機に貼っておけば誰も迷わないだろうに・・・。 たいして混んでるでもないのに料理は間違ったテーブルに持ってくし。
なんつうか、接客業で働くという気概がスタッフから感じられない。不便なところなので至らないのは本当に構わないのだ。でも、やればいいだけのことをちゃんとやってない感が半端なくて、なんだか微妙にイラっと来る。良くないねえ。そういうのは、客が増えないと思うよ、うん。まあ、いいけど。不便な場所だが環境は良いのだから、もうちょい頑張ってほしいなあと思うのだけど。
ま、ひとまず腹も膨れたので、いざ三国峠へ。
王冠キャンプ場まで2、3キロのダートは、もはや何とも思わない。
まあ、少し手前にこういう看板もあったのでわかってた。
さて、八丁峠もダメなのでこのあたりは完全に行き止まり。どうしたものかと思いつつ、ともかく戻るしかないか・・・。
秩父もみじ湖こと滝沢ダムのループ橋。ダム上の公園にはわりと多くの人が行くが、降ったところのダム下公園?の方にはいつもほとんど人がいない。大きな駐車場があるのだが。
まあ、売店とかがないからだろうが、その代わりにここには不動滝という滝がある。そして、その滝の傍には、飲用できる湧き水がある。その名も「草薙の水」。
少し飲んで、顔を洗って、麦茶を持ってきたボトルに詰めた。ちなみに今、その持ってきた水の湯冷ましで作った水割りを飲んでるがなかなか美味い。生だと若干、クロレラっぽい香りがある気がするが。
ま、こうなるともうアレだから、あとは普通に帰るかな・・・と思ったのだが、大滝温泉のあたりでうっかり脇道にそれて、魅惑的な道を発見。
ダートですね。何キロか走ったら両神の方へ抜けるようだ。いんじゃないか?
まあ、Ninja250SLのダート性能を持ってすれば、数キロ程度のダートなど!と突入。
最初の部分が勾配がきつくガレていた。ちょっと停車不可能な感じだったので写真はない。でも、スタンディングで乗り切る。
細かい砂利で綺麗に整地されているところもあり、そういう部分は座ったままでも走れた。が、ところどころガレているのと、たまに辺に砂利が深いところがあり、そういうところではフロントが砂利にめり込むようになって、だいぶバイクの挙動が怪しくなる。曲線を走ることが難しいので、点と点を直線でつなぐようなラインで乗り切り進む。
なんか抜けられるっぽいところが思い切り通行止めだった。
通行止めかよ!と思ったが、よく見れば右手に分岐があり、おそらくそっちが本来の目的ルート。しかし・・・写真ではわかりにくいが、かなりの激坂、しかもガレ気味。
どうしたものか・・・。
念のため、バイクを止めて少し歩いていってみた。が、俺のロード用バイクブーツでは、歩いていても足がズルズル滑るレベル。しかも道はいよいよ細くなる雰囲気。
もしかしたらここが最大の難所で後はまた平坦かも。それなら越えられないこともない。しかし、ずっとこんなんだったらちょっと集中力持たない気がする。
幸い電波は4Gで届いていたので、Googleマップを地形モードで見てみる。行く先はわりと高低差がありそうで・・・どうもここが最後の山場という気がしない。ま、こういうのは、不安を感じたら止めておくのが賢明だ。
少し手前に舗装路への分岐があったことだし、今日は引き返すことにした。
すこし降ったところにあった、舗装された分岐を進む。落石が多く、普通に走ってると横から出てる枝に顔面をぶつける感じの、「舗装路」のノリでは走れない舗装路だが、まあ慎重に降って行くと神社というか祠があった。砂防ダムの横なので、もともと水場だった場所だろうし大岩の下に穴も見える。こういう場所は稲荷信仰の要所になりやすいのでそういうアレだろう、と勝手な解釈をして納得し、また降る。ほどなく、大滝の集落に出てR140に戻った。
Ninjaでのダートはすっかり慣れてきてしまって、今日などは若干わざとリヤをスライドさせたり(いや、傍目には絶対にわからないほどの微妙さですが)して楽しんでしまったが、けど無理はできない。それこそ無理して転倒して他人に救助されるような羽目になれば、「そんなバイクでこんな道に入るからだ」と罵倒されること必至。だから、安全マージンは十分に取らねばならない。
あー。ちょっとオフ車欲しいなあ。オフ車なら行けたなあ。オフ車っていうかアドベンチャー系でいいのだけど。
なんて思いつつ、あとはまあ帰るかとR140を軽快に。
しかし、空いているワインディングを走ると、やっぱこう、リーンインで走る楽しみってのもある。軽く腰を落としたコーナリングがピタッと決まった時の心地よさというのは、リーンアウト系の車体では味わいにくい醍醐味なんだよなあ・・・。
あちこち走ってだいぶ調子も上がってきたが、疲れも出てきた。
帰りは定峰峠から奥武蔵グリーンラインに入ることにした。
峠に入る直前、渓流沿いのところで、ふと思い立って一休みすることにした。
蕎麦屋やカフェのあるあたりの渓流、定峰川。いつも道路から見て綺麗だなと思っているだけだったが。前回、ヤマメがいたのを見たし、ということは釣り場なのであって、釣り場の川には絶対に川に降りる場所があるというのが俺の釣り人としての知見。
なんとなくここらかなというところで、降りる道を発見。渓に降り、ところどころ苔の生えた日陰の岩に腰掛け、ブーツと靴下を脱いで足を水につける。
いやあ、これ気持ちいいわ。特に今日はとても暑くて、午後3時を過ぎたとはいえ、汗が引かない。そんな中、ヘルメットを被り、ジャケットを来て、革ブーツに革手袋で1日を過ごしているので、もはや熱中症気味かと思われた。頭がなんだかボーッとしているというか。倒れるほどじゃないが、ちょっとライフが削れてる感。
冷たい流れに足を浸してしばしボーッとしていると、なんだか頭も冴えてきた。
頭が冴えてきたので、俺のiPhone7は防水だったはずだということを思い出し、せっかくの綺麗な渓流の水中を写真に撮ってみたしした。(本当に頭冴えてきたのか?)
クリアじゃないですか。実に。
気分もよくなったところで足を拭いてブーツを履き、最後の峠へ。
今日1日でもっともノリのよい走りといった雰囲気で白石峠へ、そして都幾川へ抜けて、あとはいつもの通り、圏央道川島へ。
帰りに道の駅あらかわで、トマトを買った。180円で 一袋。中玉が10個くらい。安いでしょうコレは。
それにワンカップ武甲。さらに、川島の産直センターで半値になっていたうどん(この辺り特有のちょっともさっとした麺の)と草もちを買って帰宅。
体重を測ったら、通常の空腹時よりさらに1キロほど痩せていた。水足りてねえ。が、風呂に入って、半冷凍レベルで冷やしたスーパードライを一気飲みしたら、この上なく美味かったので、この日はもうバッチリだった。
スーパードライ自体、今年は初めてだったけど。こういう暑い時にこれが美味しく飲めるというのは、それくらい汗を掻いて楽しめた1日というのは、良い日だと思ってます。
そう言えば、予想はしていたがやはり弁当を買う場所なんてなかった。いやむしろ、かの有名な「バイク弁当」の店はあったのだが、「並んでる」という一点により却下。
さすがに腹減ったぞ・・・と思っていたら、こまどり荘に辿り着いた。「レストラン」の文字が見えたが・・・・休業中。だが、隣の管理釣り場の食堂は営業中で、ここで「みそ豚丼」を食うことにした。
中津川渓流釣場のみそ豚丼、900円 |
ただ、サービスレベルは低いなあ。別に一流レストランみたいなの期待していないけど、スタッフが何人もいて、さほど忙しくもなさそうなのに、客の応対にもろくに出ない。麦茶がセルフなのは構わないが、そういうことは書いてないし言ってもくれない。「豚みそ丼」のチケットには「ぎゅうどん」と書いてある。システム上の都合という予想はできたがそうだと一言券売機に貼っておけば誰も迷わないだろうに・・・。 たいして混んでるでもないのに料理は間違ったテーブルに持ってくし。
なんつうか、接客業で働くという気概がスタッフから感じられない。不便なところなので至らないのは本当に構わないのだ。でも、やればいいだけのことをちゃんとやってない感が半端なくて、なんだか微妙にイラっと来る。良くないねえ。そういうのは、客が増えないと思うよ、うん。まあ、いいけど。不便な場所だが環境は良いのだから、もうちょい頑張ってほしいなあと思うのだけど。
ま、ひとまず腹も膨れたので、いざ三国峠へ。
はい、通行止めでした。 |
王冠キャンプ場まで2、3キロのダートは、もはや何とも思わない。
来年の秋までお預け |
まあ、少し手前にこういう看板もあったのでわかってた。
さて、八丁峠もダメなのでこのあたりは完全に行き止まり。どうしたものかと思いつつ、ともかく戻るしかないか・・・。
不動滝 |
秩父もみじ湖こと滝沢ダムのループ橋。ダム上の公園にはわりと多くの人が行くが、降ったところのダム下公園?の方にはいつもほとんど人がいない。大きな駐車場があるのだが。
まあ、売店とかがないからだろうが、その代わりにここには不動滝という滝がある。そして、その滝の傍には、飲用できる湧き水がある。その名も「草薙の水」。
少し飲んで、顔を洗って、麦茶を持ってきたボトルに詰めた。ちなみに今、その持ってきた水の湯冷ましで作った水割りを飲んでるがなかなか美味い。生だと若干、クロレラっぽい香りがある気がするが。
ま、こうなるともうアレだから、あとは普通に帰るかな・・・と思ったのだが、大滝温泉のあたりでうっかり脇道にそれて、魅惑的な道を発見。
林道御岳山線 |
ダートですね。何キロか走ったら両神の方へ抜けるようだ。いんじゃないか?
まあ、Ninja250SLのダート性能を持ってすれば、数キロ程度のダートなど!と突入。
最初の部分が勾配がきつくガレていた。ちょっと停車不可能な感じだったので写真はない。でも、スタンディングで乗り切る。
肝心なところでガードレールのない視界は林道ならでは。 |
細かい砂利で綺麗に整地されているところもあり、そういう部分は座ったままでも走れた。が、ところどころガレているのと、たまに辺に砂利が深いところがあり、そういうところではフロントが砂利にめり込むようになって、だいぶバイクの挙動が怪しくなる。曲線を走ることが難しいので、点と点を直線でつなぐようなラインで乗り切り進む。
と、何じゃそりゃあ!! |
なんか抜けられるっぽいところが思い切り通行止めだった。
が、右に分岐がある。しかし激坂。 |
通行止めかよ!と思ったが、よく見れば右手に分岐があり、おそらくそっちが本来の目的ルート。しかし・・・写真ではわかりにくいが、かなりの激坂、しかもガレ気味。
どうしたものか・・・。
念のため、バイクを止めて少し歩いていってみた。が、俺のロード用バイクブーツでは、歩いていても足がズルズル滑るレベル。しかも道はいよいよ細くなる雰囲気。
もしかしたらここが最大の難所で後はまた平坦かも。それなら越えられないこともない。しかし、ずっとこんなんだったらちょっと集中力持たない気がする。
幸い電波は4Gで届いていたので、Googleマップを地形モードで見てみる。行く先はわりと高低差がありそうで・・・どうもここが最後の山場という気がしない。ま、こういうのは、不安を感じたら止めておくのが賢明だ。
少し手前に舗装路への分岐があったことだし、今日は引き返すことにした。
大滝温泉の集落奥の神社。稲荷など。 |
すこし降ったところにあった、舗装された分岐を進む。落石が多く、普通に走ってると横から出てる枝に顔面をぶつける感じの、「舗装路」のノリでは走れない舗装路だが、まあ慎重に降って行くと神社というか祠があった。砂防ダムの横なので、もともと水場だった場所だろうし大岩の下に穴も見える。こういう場所は稲荷信仰の要所になりやすいのでそういうアレだろう、と勝手な解釈をして納得し、また降る。ほどなく、大滝の集落に出てR140に戻った。
Ninjaでのダートはすっかり慣れてきてしまって、今日などは若干わざとリヤをスライドさせたり(いや、傍目には絶対にわからないほどの微妙さですが)して楽しんでしまったが、けど無理はできない。それこそ無理して転倒して他人に救助されるような羽目になれば、「そんなバイクでこんな道に入るからだ」と罵倒されること必至。だから、安全マージンは十分に取らねばならない。
あー。ちょっとオフ車欲しいなあ。オフ車なら行けたなあ。オフ車っていうかアドベンチャー系でいいのだけど。
なんて思いつつ、あとはまあ帰るかとR140を軽快に。
しかし、空いているワインディングを走ると、やっぱこう、リーンインで走る楽しみってのもある。軽く腰を落としたコーナリングがピタッと決まった時の心地よさというのは、リーンアウト系の車体では味わいにくい醍醐味なんだよなあ・・・。
あちこち走ってだいぶ調子も上がってきたが、疲れも出てきた。
帰りは定峰峠から奥武蔵グリーンラインに入ることにした。
峠に入る直前、渓流沿いのところで、ふと思い立って一休みすることにした。
定峰川 |
蕎麦屋やカフェのあるあたりの渓流、定峰川。いつも道路から見て綺麗だなと思っているだけだったが。前回、ヤマメがいたのを見たし、ということは釣り場なのであって、釣り場の川には絶対に川に降りる場所があるというのが俺の釣り人としての知見。
なんとなくここらかなというところで、降りる道を発見。渓に降り、ところどころ苔の生えた日陰の岩に腰掛け、ブーツと靴下を脱いで足を水につける。
美少女の生足なら絵になろうものを、おっさんの毛脛で申し訳ないw |
いやあ、これ気持ちいいわ。特に今日はとても暑くて、午後3時を過ぎたとはいえ、汗が引かない。そんな中、ヘルメットを被り、ジャケットを来て、革ブーツに革手袋で1日を過ごしているので、もはや熱中症気味かと思われた。頭がなんだかボーッとしているというか。倒れるほどじゃないが、ちょっとライフが削れてる感。
冷たい流れに足を浸してしばしボーッとしていると、なんだか頭も冴えてきた。
定峰川の水中写真 |
頭が冴えてきたので、俺のiPhone7は防水だったはずだということを思い出し、せっかくの綺麗な渓流の水中を写真に撮ってみたしした。(本当に頭冴えてきたのか?)
クリアじゃないですか。実に。
気分もよくなったところで足を拭いてブーツを履き、最後の峠へ。
今日1日でもっともノリのよい走りといった雰囲気で白石峠へ、そして都幾川へ抜けて、あとはいつもの通り、圏央道川島へ。
道の駅あらかわのトマト |
帰りに道の駅あらかわで、トマトを買った。180円で 一袋。中玉が10個くらい。安いでしょうコレは。
定番、武甲。 |
それにワンカップ武甲。さらに、川島の産直センターで半値になっていたうどん(この辺り特有のちょっともさっとした麺の)と草もちを買って帰宅。
体重を測ったら、通常の空腹時よりさらに1キロほど痩せていた。水足りてねえ。が、風呂に入って、半冷凍レベルで冷やしたスーパードライを一気飲みしたら、この上なく美味かったので、この日はもうバッチリだった。
スーパードライ自体、今年は初めてだったけど。こういう暑い時にこれが美味しく飲めるというのは、それくらい汗を掻いて楽しめた1日というのは、良い日だと思ってます。
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