そんなつもりではなかったのだけど、うっかり御荷鉾スーパー林道を走ってしまった。
Ninja250SLというバイクは、アドベンチャー系にカテゴライズしても良いんじゃなかろうか・・・。
ツーリングの話の前にひとつ。
前回のツーリングの後、さすがに梅雨ということで鬱陶しい天気が続いていたりしていた隙に、長いことの懸念事項だったスプロケット交換を敢行した。前後+チェーン+工賃で4万5千円ほどかかるので躊躇っていたのだが、ふと「いや、ひとまず前だけ変えればいいのでは」と当たり前のことに気づいてしまったのだ。
結果、標準14Tのドライブスプロケットをサンスター製の13Tに交換して、2りん館で6千円強であった。こんなものなら飲み会一回分程度なので気楽だ。まあ、俺は滅多に自腹で飲み会なんて行かないのだけど・・・。
その効果を試すべく、奥武蔵グリーンラインが走りたい。それが今回の目的だった。
最近のツーリングは忙しさにかまけていつも10時頃出発とかしてたが、やはり夏だし元気にということで、5時過ぎに起きて6時に家を出た。日付変更前に就寝したのはいつ振りだかわからない。睡眠時間は十分だ。
奥武蔵グリーンラインは最近はいつもランナーとサイクリストだらけだが、時間が早いとほぼいなかった。大会がなかったから?かも知れないが、彼らはわりと電車で来るのかも知れない。
久々にガラガラのグリーンライン。スプロケットはいい具合だ。ローでの発進時に雑にクラッチをつなぐとフロントが浮いて楽しいし、細い峠では今まで2速に落としていたところが3速で回れる。それでも旋回中は非力になるが、おかげで安心感はある。して、コーナーを抜けた後は次のコーナーまでの伸びが良いので、結果的にはイージーかつハイペースになった気がする。測ってないけど。
ただ、問題がひとつ。
時差ボケだ。たぶんそうだと思う。日頃が夜型で、つい3日ほど前には3時過ぎに就寝したりしていた。その直後に5時起きだから、半日ズレてる。そのため、睡眠時間は足りているはずなのに頭が辛い。
早朝の苅場坂峠にはまだ店も来ておらず、人も少なかったので久々に休憩した。停めたバイクの横でゴロゴロして頭をすっきりさせようと努める。
定峰峠のT字路に出てから、栄養でもとってコーヒーでも飲んだらスッキリするかなと思い、西に折れて「ジェラテリアHANA」へ。ここは前に一度来て気に入った。ホットドッグがやたらに美味い。美味いホットドッグだ。ほんとに。自家製というパンもソーセージも。生地もいいが、焼き具合がすごく良い。ソーセージも、太くてジューシーなのにまったくもたれないし。チーズ乗せが良い。チーズも美味いので。
ホットドッグとコーヒーだけで1000円近くになるので、多少高いと言えばそうだ。けど、ホットドッグにはピクルスとコールスローも着いて来るし。食った感想として、高いとは思わないくらいの味とボリュームはある。・・・ちなみに、俺のジャッジは辛めで、仕事中に食ったフレッシュネスバーガーのセットなどは似たような値段で「うわあ、損したわあ」と思う程度の感覚だ。ホットドッグ好きな人には是非オススメする。ジェラートの店らしいけど。
店の前には渓流が流れる。定峰川だ。綺麗な流れだとは思っていたので、きっといると思って目を凝らしていたら、岩の後ろの流れの弛みに27cmくらいのヤマメがいた。釣りたいなあ。けど、釣れなくてもヤマメは見ただけでも何だか嬉しくなる。
その後、皆野を経由して県道37号へ。その後をどうしようか、あまり考えていなかったのだが、「土坂峠」という文字が見えたので、ああ、わりといい峠だったよなと。それを行くことにした。
Ninja250SLというバイクは、アドベンチャー系にカテゴライズしても良いんじゃなかろうか・・・。
御荷鉾スーパー林道から秩父方面。石灰露天掘りの叶山鉱山が見える。 |
ツーリングの話の前にひとつ。
前回のツーリングの後、さすがに梅雨ということで鬱陶しい天気が続いていたりしていた隙に、長いことの懸念事項だったスプロケット交換を敢行した。前後+チェーン+工賃で4万5千円ほどかかるので躊躇っていたのだが、ふと「いや、ひとまず前だけ変えればいいのでは」と当たり前のことに気づいてしまったのだ。
結果、標準14Tのドライブスプロケットをサンスター製の13Tに交換して、2りん館で6千円強であった。こんなものなら飲み会一回分程度なので気楽だ。まあ、俺は滅多に自腹で飲み会なんて行かないのだけど・・・。
その効果を試すべく、奥武蔵グリーンラインが走りたい。それが今回の目的だった。
最近のツーリングは忙しさにかまけていつも10時頃出発とかしてたが、やはり夏だし元気にということで、5時過ぎに起きて6時に家を出た。日付変更前に就寝したのはいつ振りだかわからない。睡眠時間は十分だ。
奥武蔵グリーンラインは最近はいつもランナーとサイクリストだらけだが、時間が早いとほぼいなかった。大会がなかったから?かも知れないが、彼らはわりと電車で来るのかも知れない。
久々にガラガラのグリーンライン。スプロケットはいい具合だ。ローでの発進時に雑にクラッチをつなぐとフロントが浮いて楽しいし、細い峠では今まで2速に落としていたところが3速で回れる。それでも旋回中は非力になるが、おかげで安心感はある。して、コーナーを抜けた後は次のコーナーまでの伸びが良いので、結果的にはイージーかつハイペースになった気がする。測ってないけど。
ただ、問題がひとつ。
時差ボケだ。たぶんそうだと思う。日頃が夜型で、つい3日ほど前には3時過ぎに就寝したりしていた。その直後に5時起きだから、半日ズレてる。そのため、睡眠時間は足りているはずなのに頭が辛い。
早朝の苅場坂峠にはまだ店も来ておらず、人も少なかったので久々に休憩した。停めたバイクの横でゴロゴロして頭をすっきりさせようと努める。
定峰峠のT字路に出てから、栄養でもとってコーヒーでも飲んだらスッキリするかなと思い、西に折れて「ジェラテリアHANA」へ。ここは前に一度来て気に入った。ホットドッグがやたらに美味い。美味いホットドッグだ。ほんとに。自家製というパンもソーセージも。生地もいいが、焼き具合がすごく良い。ソーセージも、太くてジューシーなのにまったくもたれないし。チーズ乗せが良い。チーズも美味いので。
ホットドッグとコーヒーだけで1000円近くになるので、多少高いと言えばそうだ。けど、ホットドッグにはピクルスとコールスローも着いて来るし。食った感想として、高いとは思わないくらいの味とボリュームはある。・・・ちなみに、俺のジャッジは辛めで、仕事中に食ったフレッシュネスバーガーのセットなどは似たような値段で「うわあ、損したわあ」と思う程度の感覚だ。ホットドッグ好きな人には是非オススメする。ジェラートの店らしいけど。
テラス席は気持ちいいが虫が出るので、虫が平気な人向け。俺は平気。 |
その後、皆野を経由して県道37号へ。その後をどうしようか、あまり考えていなかったのだが、「土坂峠」という文字が見えたので、ああ、わりといい峠だったよなと。それを行くことにした。
そのまま群馬、R462まで抜ける。そこから少し西へ行って、今度は県道46号。この道は走ったことがないので新鮮だ。
群馬に抜けてしまうが、体調も万全ではないのでそのまま関越で帰るのもいいだろう。
とはいえ、梅雨も開けたらしいこの日。暑くてますます疲れてきた。ダムのバックウォーターに「満願の水」なる湧き水があった。引用は事故責任で、ということだったが、冷たくて美味い水だった。まあ、一口くらいならそうそう当たるものでもない。
さて。
ここで少し涼んで、顔も洗ってスッキリしたところで再出発したのだが・・・。ほどなく、気になる看板を予定調和的に発見してしまう。
御荷鉾スーパー林道と言えば、俺がまだ中学生の頃、免許とったらオフ車を買って林道ツーリングがしたいと思い、バイクも乗れないのに「GRRRRR」(オフ車雑誌)とかたまに買って読んでいた頃に、すばらしい林道だと紹介されていることがしばしばあり、いずれ走りたいものだと思っていた道ではないか。
思春期のあの日に憧れた道が、いま目の前にある。バイクはオフ車どころかセパハンだけど。これは、入ってみるしかないだろう。
見る限り、砂利道はフラットでよく整備されている。尾根筋だから極端な登り降りもないかと思うし、行けるところまで行って、無理そうなら引き返せばよいだろう。
ちょっと、100mくらいでも入ってみて、「俺はミカボを走った」という実績を作れるだけでも満足できるのではないか。
砂利は細かめで、最初の幾らかについて言えば、座ったままでも走れるくらいだった。が、やはりそこはダート、ちょいちょいコントロールがままならなくなるので、スタンディングで走ることにした。
オフ車ならば、ごくごく普通に走れるであろうフラットダート。だが、Ninjaの短いサスと溝の乏しいタイヤでは、やはりちょっとした大きめの石や路面の凹凸でハンドルを取られる。その時に体ごと振られてしまうと制御が効かないので、ステップの上に立ち上がり・・・・とは言ってもセパハンなので競馬の騎手のような姿勢になるが・・・膝で車体を締めつつ、車体の振られを下半身で吸収するような心持ちで走る。
具合がよかったのはスプロケットだ。
こういうつもりではなかったが、ショート化して2速の低回転が粘るようになっているので、前回の大弛峠の時に比べると格段にダートが走りやすい。ローばかりで走るということもないのでエンジンへの負担も少なそうで、快適だ。
しばらく走って管理小屋に着いたが無人だった。涼みつつ、掲示されている地図を見て考える。進むべきか、戻るべきか・・・。
ここまでの道はわりと楽だった。それに、貼ってある地形図を見ても、やはりこの林道は尾根筋という感じで高低差が少ない。こんな具合なら・・・ゆっくり慎重に行っても数十分あれば林道を抜けて、上野村方面に出られる気がする。行くしかないな。
藤岡市と、下仁田町?の界あたりで一瞬だけ舗装されていて、そのあたりからの眺め。終わった終わったと思ったが、数百mか走ったらすぐにまたダートになった。
しかも、そこからは前半(東の方)よりも路面が悪い。大きめの石も多く、雨水で削れて溝のできている部分もしばしば。 これぞ林道という佇まいの道が続く。ペースは抑え、ライン取りは慎重に。
それでも、まあまあ、楽しめる範囲の荒れっぷりだった。「これ以上路面が荒れたら不味いな」という不安は常にあったが、それは杞憂で終わった。
しばらく走って舗装路に出ると、 「御荷鉾スーパー林道展望台」なるものがあった。安っぽいテラスのようなものだったが、眺めは抜群。店も何もないが、いくらかのオフローダーがいるだけなので静かでよい。つうか・・・・オフローダーしかいねえ。
一応、西側からなら舗装路だけでも来れるが、ダートを走らない場合は結構な距離を引き返すことになるので、オンロードバイクや普通の車で来る人は滅多にいないのではないだろうか。
一休みしていたら、途中で道を譲った、CRF250ラリーの年配のソロライダーに、「よくそのバイクで来ましたね」と声をかけられた。まあ、自分でもよく来たなと思います。
しばしばツーリングをともにするP君は今日はいないが(だからこそダートも走れたのだが)、実は彼もこの日、草津方面をツーリングするという話だった。メールしてみると、十石峠に入るところだとのこと。
コロッケ2個の定食でこの価格。コスパが良いのかは微妙。まあ、普通か。
途中、小鹿野のローソンでアイスを食う。宇治抹茶カップを買ったが、かき氷だと思ったらクリーム系でちょっとガッカリした。家で食うなら美味かったろうが、この炎天下では氷が欲しかった・・・。
そうやって冷たいものを食ったりと、眠気をなんとかする努力を続けていたが、ちょっと時差ぼけ的なアレが限界だった。
道の駅は賑やかそうだと思ったので、手前の神社、薬師堂に立ち寄る。境内には誰もおらず、木陰にボロいベンチがあったのでそこに転がって目を閉じる。
わずかな時間、蝉時雨に囲まれてうつらうつらと夢を見ていた。すると、P君が登場したので少し話して道の駅へ。
・・・ちなみに、見ていた夢は、「ドラえもんの四次元ポケットが壊れて道具が出てこない」というどうでもいいものだった。
その後、P君と芦ヶ久保まで走る。そこで一休みし、別れてP君は正丸峠経由で青梅方面へと。俺は、再びグリーンラインに入り都幾川へと。
少し眠ったこともあり、頭は冴えてきていた。夜型生活のリズムなのかも知れないし。
途中のダム湖畔で、なんとなく気になってバイクを停めて下を見ると、カモシカが歩いていた。何度か見たことはあるが、日中のひらけた草地にいるのはあまり覚えがなく、こう見るとやはり大型の獣という感じで迫力あるなあ、と感心。
左下にカモシカ |
この水の枯れたところをゆうゆうと歩いていた |
とはいえ、梅雨も開けたらしいこの日。暑くてますます疲れてきた。ダムのバックウォーターに「満願の水」なる湧き水があった。引用は事故責任で、ということだったが、冷たくて美味い水だった。まあ、一口くらいならそうそう当たるものでもない。
満願の水 |
ここで少し涼んで、顔も洗ってスッキリしたところで再出発したのだが・・・。ほどなく、気になる看板を予定調和的に発見してしまう。
御荷鉾スーパー林道の文字が。 |
御荷鉾スーパー林道と言えば、俺がまだ中学生の頃、免許とったらオフ車を買って林道ツーリングがしたいと思い、バイクも乗れないのに「GRRRRR」(オフ車雑誌)とかたまに買って読んでいた頃に、すばらしい林道だと紹介されていることがしばしばあり、いずれ走りたいものだと思っていた道ではないか。
思春期のあの日に憧れた道が、いま目の前にある。バイクはオフ車どころかセパハンだけど。これは、入ってみるしかないだろう。
見る限り、砂利道はフラットでよく整備されている。尾根筋だから極端な登り降りもないかと思うし、行けるところまで行って、無理そうなら引き返せばよいだろう。
ちょっと、100mくらいでも入ってみて、「俺はミカボを走った」という実績を作れるだけでも満足できるのではないか。
砂利は細かめで、最初の幾らかについて言えば、座ったままでも走れるくらいだった。が、やはりそこはダート、ちょいちょいコントロールがままならなくなるので、スタンディングで走ることにした。
オフ車だったらとても快適そうなフラットダート |
具合がよかったのはスプロケットだ。
こういうつもりではなかったが、ショート化して2速の低回転が粘るようになっているので、前回の大弛峠の時に比べると格段にダートが走りやすい。ローばかりで走るということもないのでエンジンへの負担も少なそうで、快適だ。
しばらく走って管理小屋に着いたが無人だった。涼みつつ、掲示されている地図を見て考える。進むべきか、戻るべきか・・・。
ここまでの道はわりと楽だった。それに、貼ってある地形図を見ても、やはりこの林道は尾根筋という感じで高低差が少ない。こんな具合なら・・・ゆっくり慎重に行っても数十分あれば林道を抜けて、上野村方面に出られる気がする。行くしかないな。
冒頭の写真。 |
藤岡市と、下仁田町?の界あたりで一瞬だけ舗装されていて、そのあたりからの眺め。終わった終わったと思ったが、数百mか走ったらすぐにまたダートになった。
Ninjaには厳しいガレた路面も |
それでも、まあまあ、楽しめる範囲の荒れっぷりだった。「これ以上路面が荒れたら不味いな」という不安は常にあったが、それは杞憂で終わった。
しばらく走って舗装路に出ると、 「御荷鉾スーパー林道展望台」なるものがあった。安っぽいテラスのようなものだったが、眺めは抜群。店も何もないが、いくらかのオフローダーがいるだけなので静かでよい。つうか・・・・オフローダーしかいねえ。
一応、西側からなら舗装路だけでも来れるが、ダートを走らない場合は結構な距離を引き返すことになるので、オンロードバイクや普通の車で来る人は滅多にいないのではないだろうか。
御荷鉾スーパー林道展望台からの眺め |
一休みしていたら、途中で道を譲った、CRF250ラリーの年配のソロライダーに、「よくそのバイクで来ましたね」と声をかけられた。まあ、自分でもよく来たなと思います。
でも、アドベンチャー系のバイクには正直いま、かなり惹かれている。やはり自分はオフロードは結構好きだなと思うし、けど、アプローチの高速道路がしんど過ぎるガチオフローダーは抵抗がある(昔に乗って懲りた)。舗装林道も楽しみたいし。
となると、ギリギリでダートも行ける程度のアドベンチャー系というのはわりと良いチョイスではと思っている。まあ、金が貯まらないとどうしようもないけど。「ギリギリでダートも走れる」と言えば、Ninja250SLもそうですしね。なんたって、川上牧丘林道(大弛峠の長野側)と御荷鉾スーパー林道が普通に走破できた以上、「Ninja250SLは、林道は走れるバイク」と言って事実と違うことはないだろう。
さて、展望台を出てしばらく行くと塩之沢峠の旧道に出て、やがて上野村へと至った。そこから、とりあえず道の駅上野まで進む。
しばしばツーリングをともにするP君は今日はいないが(だからこそダートも走れたのだが)、実は彼もこの日、草津方面をツーリングするという話だった。メールしてみると、十石峠に入るところだとのこと。
そう言えば俺は、朝にホットドッグを食ったきり昼飯を食っていない。昼はとっくに過ぎている。腹も減ってきたしと、上野の食堂で何か食ってみることにした。
まあ、順当にいけばイノブタの焼いたのでも食えばいいのだろうが、敢えてのコロッケ定食をチョイス。揚げたてのコロッケというのは美味いものだし、一応、イノブタ入りだ。しかも、付近にある農協焼肉センターの人気レシピなのだそうだから、これは食ってみるべきだろう。
道の駅上野 イノブタコロッケ定食 850円也 |
コロッケ2個の定食でこの価格。コスパが良いのかは微妙。まあ、普通か。
しかし、漬物煮物も付いてくるし、サラダもわりとしっかり盛ってある。野菜類は新鮮な感じで美味かったし、自家製たまねぎドレッシングとやらも美味かった。
そして、コロッケ。ま、肉の粒が豚かイノブタかははっきり言ってよくわからん。が、サクッと軽い衣に、じゃがいも感のしっかりしたコロッケはなかなか美味い。備え付けのソースが軽くて、ご飯のおかずとしては弱いなと思ったが、逆にご飯無視で衣と芋を味わう上では良い具合。
あと、 ご飯が何だか美味かった。空腹のせいだけではないと思う。
なので、この定食のオススメの食い方は、コロッケは少なめのソースで芋として楽しむ。ご飯は、漬物と、あるいは何もなしで〆として別に食う。そういう食い方だと思う。うん。
このコロッケでコロッケサンドとかあったらすげえ美味そうだな。ベーカリーもあるんだからやればいいのに。コーヒーとセットで500円くらいで揚げたてを出せばわりと話題になるくらい美味いんじゃないかなと、勝手に思うけど。午後の軽食なんかに食いやすいし。
さて、結局P君を待ちきれずに先に進んでしまった。志賀坂峠を越えて次のポイント、両神温泉薬師の湯(道の駅)で待つとメールして進む。
途中、小鹿野のローソンでアイスを食う。宇治抹茶カップを買ったが、かき氷だと思ったらクリーム系でちょっとガッカリした。家で食うなら美味かったろうが、この炎天下では氷が欲しかった・・・。
そうやって冷たいものを食ったりと、眠気をなんとかする努力を続けていたが、ちょっと時差ぼけ的なアレが限界だった。
道の駅は賑やかそうだと思ったので、手前の神社、薬師堂に立ち寄る。境内には誰もおらず、木陰にボロいベンチがあったのでそこに転がって目を閉じる。
外で寝るのは気持ちいいんだなコレが。 |
わずかな時間、蝉時雨に囲まれてうつらうつらと夢を見ていた。すると、P君が登場したので少し話して道の駅へ。
・・・ちなみに、見ていた夢は、「ドラえもんの四次元ポケットが壊れて道具が出てこない」というどうでもいいものだった。
その後、P君と芦ヶ久保まで走る。そこで一休みし、別れてP君は正丸峠経由で青梅方面へと。俺は、再びグリーンラインに入り都幾川へと。
黄昏近くの武甲山。雲が噴煙みたいだ。 |
少し眠ったこともあり、頭は冴えてきていた。夜型生活のリズムなのかも知れないし。
最近この帰路は暗くなってからが多かったが、今日はまだギリギリで明るい。実はこの日、この峠道がいちばん快調に走れたかも知れない。スプロケット変更はやはり正解だった。
とはいえ、その後の高速道路ではやはりあからさまに遅くなっていた。俺はいつも追い越し車線の流れに乗って走っていたが、それが出来ないということはないものの、エンジンが唸るのでちょっとストレスフルな感じ。まあ、速度自体は十分に出るので割り切るか、おとなしく左車線におさまってるかすればいいのだが、高速巡行の快適さ重視の人は、この改造は避けておいた方がよさそうだ。
ま、ファイナル変更によるカスマイズは、パワーが出るor最高速が上がる、のどちらかの恩恵は必ず手に入るという手堅いものであると同時に、どちらも同時に手に入ることは絶対にないという制約もあるもの。俺は高速を捨てて林道での面白さを選んだので悔いはない。
この日は、暑さと生活リズムの問題のために体調的にはしんどかったが、でも走りはとても楽しかった。峠も一層楽しくなったし、ダートもやはり行ける。
Ninja250SLはもう、俺の中では軽量アドベンチャーバイクという位置づけにして、壊れるまで乗るというつもりで楽しもうかという気になってきている。コケてカウル割るのはかっちょ悪いから嫌だけど・・・。いっそ次のタイヤ交換で溝の深いタイヤ付けてみるか・・・?
何箇所かで湧き水も見つけたので、今度はラーメンツーリングもいいなあ。タンクバッグに格納できれば・・・。
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