大型連休に入る前の土曜日。
本当はこの日は、たっぷり1日使ってクリスタルラインなど堪能したかったのだけど、イースターだったので。で、娘がイースターのエッグハントをどうしてもやるのだと言うので、夕方には帰宅してちょっとしたご馳走も作る必要が生じ、したがってツーリングは早上がりが要件となり。
それで大人しくいつも通りに秩父に出向いたのだが、それはそれで面白かったという話です。
朝は塾に行く娘を見送って9時頃に出発。2時間くらいで秩父まで行って飯食って15時くらいには帰って来ようという算段。
とりあえず手っ取り早く秩父あたりで楽しい道と言えば奥武蔵グリーンラインをおいて他に思いつかないので、鎌北湖を目指す。その少し前で車列に並んで地味に走っているCBR1000RRをさり気なくすり抜けで抜いたら、何か気に障ったのか、次の信号で発進した後、えらい豪快にブチ抜かれた。まあ、29PSのバイクで直線で大型に抜かれて悔しい気持ちは微塵もないのだが、この経路ならあとでグリーンラインあたりで会うのではないか、という期待が叶わなかったのは少しだけ残念だ。
グリーンラインの、昨年夏から崩落していたところは一応の復旧を見たようだった。愉快に走り、昼飯はどうしようかと思っていたのだが、顔振峠の茶屋で、一番北にある店が気になっていたのでそこで食ってみることにした。前回も食おうとしたが麺切れだったし。
11時開店のところに11時15分くらいに着いたからか、一番乗りの客らしかった。
屋外の丸太のようなテーブルについて、富士山を眺めながら蕎麦を手繰る。秩父ワインの空き瓶で水を貰ったのでえらくまた風情があったが、これは通常のサービスとは違うようだ。たぶん、準備ができてなかった故なのかも知れない。
蕎麦は850円と、普通の笊蕎麦にしては安くはないが、漬物盛り合わせが付いてくることを考慮すれば妥当な価格かと思った。そして、蕎麦は美味かった。粉は北海道産と暖簾に書いてあったが手打ちらしく、腰があって、水の良さを感じさせるような味わい。山の店らしい太さもありつつ粗野ではなく、美味い蕎麦だなあ、と思った。
店に入った時は客は自分だけだったが、店を出る頃には12時前でほぼ満席。人気店なんだな。
さて、腹拵えもしたので、引き続き奥武蔵グリーンライン。
グリーンラインは何だか楽しいのだが、また新たな魅力に気づいた。箇条書きにしてみると、
てな感じで、やはり楽しい。
ただし、車の少なさは相変わらずだが、最近は自転車に続いてランナーが激増している。なので、ブラインドコーナーに全力で突っ込むような真似は厳に慎まないといけないし、歩行者の近くを通る時は速度と回転を落としてジェントルに通過するように心がけている。
苅場坂峠まで行って、左に折れて正丸峠へ。
グリーンラインに比べると道がよく、ちょっとペースも上げて安心して楽しめる。ただ、苅場坂から正丸峠を越えると、自分は毎度、目眩のような症状が起きて、気持ち悪くなる。おそらく峠の呪いであろう・・・というか、激しい高度差に自分の脆い三半規管が付いていけてないのかも知れない。道はわりと気に入ってるのだが、あまり行かない方がいいのだろうか・・・。
ともかく、正丸峠を超えてR299に入り、そのまま道の駅秩父へ。
秩父ラスクは気になったがタンクバックに収まりそうになかったので買わず。代わりに、秩父産のいちごを使った苺大福とやらを土産に購入。
一路、定峯峠を目指すことにしたが、なんか適当に道を行ったら間違えて迷った。
迷った結果、胡散臭い肉屋を発見。相生町交差点のあたりだ。
写真では半分くらいしか伝わらないが、わりと胡散臭い店構え。
ただ、焼き鳥などのテイクアウトにわりと力を入れているらしいことはわかった。特に、もも焼きは推しているらしい。
なので、買ってみた。
その場で食うのもなんなので、帰り道の白石峠の四阿で食った。もも焼きはまだ暖かくて、なかなかに美味かった。揚げ焼きに近いのかなと思うような食感。醤油ベースの味付け。
今度、串焼き5本くらい買ってみてもいいかなと思った。
帰り道はいつもの通り、都幾川を抜けて圏央道川島ICへ。高速入り口直前の川島農産物直売所で最後の休憩。安かったし新鮮そうだったので、きゅうりとイチゴとトマトを購入。トマトは熊本産だったけどな。
ここは、前回のツーリングで初めて利用したのだが高速のSAなんかよりは良い土産があるので、今後は締めに活用しようと思っている。BGMがなぜか河村隆一のLove is...で微妙な気分になった。その後にはX JapanのXが流れていた。なんつうか・・・世紀末に学生時代を過ごした身としては無駄に心を揺さぶられる微妙なチョイスだ。
帰宅してから食った苺大福は、昔に吉祥寺でブームの頃に買ったものより単純な味だったが、それはそれで美味かった。今度は、隣に売っていた餡子だけ入った団子を買ってみよう。
今回のツーリングの直前に保険を各種更新した。任意保険はあと数日で切り替えだが、年間走行距離5000km以下ではなく、5000-10000kmの特約をつけている。で、この日に、つまり2年の走行距離としてオドメーターが10050kmくらいをマークした。
特約を5000km以下にしなかったのは一応意味があることになるのだろうか・・・。でも、今年こそもうちょっと明確に5000kmを越えて乗りたいなと。
あと、自賠責は追加で2年入れました。つまり、まだ当面このバイクに乗ろうと思います。やっぱ、山道で乗ってくると本当に面白いんだよねこのバイク。
本当はこの日は、たっぷり1日使ってクリスタルラインなど堪能したかったのだけど、イースターだったので。で、娘がイースターのエッグハントをどうしてもやるのだと言うので、夕方には帰宅してちょっとしたご馳走も作る必要が生じ、したがってツーリングは早上がりが要件となり。
それで大人しくいつも通りに秩父に出向いたのだが、それはそれで面白かったという話です。
顔振茶屋の蕎麦、850円也 |
朝は塾に行く娘を見送って9時頃に出発。2時間くらいで秩父まで行って飯食って15時くらいには帰って来ようという算段。
とりあえず手っ取り早く秩父あたりで楽しい道と言えば奥武蔵グリーンラインをおいて他に思いつかないので、鎌北湖を目指す。その少し前で車列に並んで地味に走っているCBR1000RRをさり気なくすり抜けで抜いたら、何か気に障ったのか、次の信号で発進した後、えらい豪快にブチ抜かれた。まあ、29PSのバイクで直線で大型に抜かれて悔しい気持ちは微塵もないのだが、この経路ならあとでグリーンラインあたりで会うのではないか、という期待が叶わなかったのは少しだけ残念だ。
グリーンラインの、昨年夏から崩落していたところは一応の復旧を見たようだった。愉快に走り、昼飯はどうしようかと思っていたのだが、顔振峠の茶屋で、一番北にある店が気になっていたのでそこで食ってみることにした。前回も食おうとしたが麺切れだったし。
11時開店のところに11時15分くらいに着いたからか、一番乗りの客らしかった。
屋外の丸太のようなテーブルについて、富士山を眺めながら蕎麦を手繰る。秩父ワインの空き瓶で水を貰ったのでえらくまた風情があったが、これは通常のサービスとは違うようだ。たぶん、準備ができてなかった故なのかも知れない。
蕎麦は850円と、普通の笊蕎麦にしては安くはないが、漬物盛り合わせが付いてくることを考慮すれば妥当な価格かと思った。そして、蕎麦は美味かった。粉は北海道産と暖簾に書いてあったが手打ちらしく、腰があって、水の良さを感じさせるような味わい。山の店らしい太さもありつつ粗野ではなく、美味い蕎麦だなあ、と思った。
店に入った時は客は自分だけだったが、店を出る頃には12時前でほぼ満席。人気店なんだな。
さて、腹拵えもしたので、引き続き奥武蔵グリーンライン。
新緑のグリーンライン |
グリーンラインは何だか楽しいのだが、また新たな魅力に気づいた。箇条書きにしてみると、
- 空いてる
- タイトコーナーの連続で、軽量バイクで走る醍醐味がある
- ガードレールが少なく、林道ツーリングの雰囲気が味わえる(実際のところ、舗装はされてるが林道)
- 巨岩がちょこちょこ現れて景観が楽しい
- 植林部分も目立つが本来の植生である落城樹林が多く、変化が楽しめる。上の写真では左が植林の針葉樹、右が武蔵国本来の山であろう。
てな感じで、やはり楽しい。
ただし、車の少なさは相変わらずだが、最近は自転車に続いてランナーが激増している。なので、ブラインドコーナーに全力で突っ込むような真似は厳に慎まないといけないし、歩行者の近くを通る時は速度と回転を落としてジェントルに通過するように心がけている。
正丸峠 |
苅場坂峠まで行って、左に折れて正丸峠へ。
グリーンラインに比べると道がよく、ちょっとペースも上げて安心して楽しめる。ただ、苅場坂から正丸峠を越えると、自分は毎度、目眩のような症状が起きて、気持ち悪くなる。おそらく峠の呪いであろう・・・というか、激しい高度差に自分の脆い三半規管が付いていけてないのかも知れない。道はわりと気に入ってるのだが、あまり行かない方がいいのだろうか・・・。
ともかく、正丸峠を超えてR299に入り、そのまま道の駅秩父へ。
秩父ラスクは気になったがタンクバックに収まりそうになかったので買わず。代わりに、秩父産のいちごを使った苺大福とやらを土産に購入。
一路、定峯峠を目指すことにしたが、なんか適当に道を行ったら間違えて迷った。
迷った結果、胡散臭い肉屋を発見。相生町交差点のあたりだ。
写真では半分くらいしか伝わらないが、わりと胡散臭い店構え。
ただ、焼き鳥などのテイクアウトにわりと力を入れているらしいことはわかった。特に、もも焼きは推しているらしい。
なので、買ってみた。
秩父 肉のコバヤシのもも焼き(302円くらい) |
その場で食うのもなんなので、帰り道の白石峠の四阿で食った。もも焼きはまだ暖かくて、なかなかに美味かった。揚げ焼きに近いのかなと思うような食感。醤油ベースの味付け。
今度、串焼き5本くらい買ってみてもいいかなと思った。
帰り道はいつもの通り、都幾川を抜けて圏央道川島ICへ。高速入り口直前の川島農産物直売所で最後の休憩。安かったし新鮮そうだったので、きゅうりとイチゴとトマトを購入。トマトは熊本産だったけどな。
ここは、前回のツーリングで初めて利用したのだが高速のSAなんかよりは良い土産があるので、今後は締めに活用しようと思っている。BGMがなぜか河村隆一のLove is...で微妙な気分になった。その後にはX JapanのXが流れていた。なんつうか・・・世紀末に学生時代を過ごした身としては無駄に心を揺さぶられる微妙なチョイスだ。
帰宅してから食った苺大福は、昔に吉祥寺でブームの頃に買ったものより単純な味だったが、それはそれで美味かった。今度は、隣に売っていた餡子だけ入った団子を買ってみよう。
今回のツーリングの直前に保険を各種更新した。任意保険はあと数日で切り替えだが、年間走行距離5000km以下ではなく、5000-10000kmの特約をつけている。で、この日に、つまり2年の走行距離としてオドメーターが10050kmくらいをマークした。
特約を5000km以下にしなかったのは一応意味があることになるのだろうか・・・。でも、今年こそもうちょっと明確に5000kmを越えて乗りたいなと。
あと、自賠責は追加で2年入れました。つまり、まだ当面このバイクに乗ろうと思います。やっぱ、山道で乗ってくると本当に面白いんだよねこのバイク。
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